*************************************************************************** AutoCAD 2008/LT 2008 x64 Edition 対応 HDI ドライバ (V1.0.0) 2007.3 富士ゼロックス株式会社 *************************************************************************** 1. はじめに 本ドライバは、AutoCAD 2008, AutoCAD LT 2008, および AutoCAD 2008 ベースの   デスクトップ製品でのx64 Edition対応版で使用するためのHDIドライバです。   AutoCAD 2005、2006および2007では、使用できません。   他のバージョンのAutoCADをご使用の場合は、そのAutoCADに合わせたHDIドライバ   をご使用ください。 2. 変更履歴内容 - V1.0.0 ・V1.0.0は、AutoCAD 2008 x64 Edition対応HDIドライバの最初のバージョンです。 3. ドライバのインストール @ AutoCAD2008/AutoCAD LT2008を起動します。 A 「ファイル(F)」メニューの「プロッタ管理(M)...」を選択します。 「Plotters」ウインドウの中から「プロッタを追加ウィザード」アイコンを選択 し、ダブルクリックします。 「開始」ページでは「マイ コンピュータ」を選択し、「次へ(N)>」ボタンを クリックしてください。 B 最初にインストールするプロッタモデルの場合には、「ディスクを所有」のボタ ンをクリックします。 「ファイルを開く」ダイアログボックスが開きますので、ドライバを展開したディ レクトリを選択し、"fujixeroxnew64_9.hif"をダブルクリックします。 2回目以降に追加する場合は、この操作は必要ありません。 C 「製造元(M)」で「富士ゼロックス株式会社」を選択します。 「モデル(O)」にプロッタのモデル名が表示されますので、使用するモデルを選択し ます。「DocuWide6050」「DocuWide6030」「DocuWide5070」の3モデルの場合は、   プロッタコントローラのファームウェアバージョンに合わせて、「Ver.3以前」か   「Ver.4以降」かを選択してください。 選択したら、「次へ(N)>」ボタンをクリックします。 D 「PCP/PC2を読み込む」ページではウィザードの指示に従って設定して下さい。 E 「ポート」ページでは、「ポートへ出力(P)」を選択し、プロッタとの接続形式 (パラレル/ネットワーク)に応じて、リストされるポート名の中から適切なものを 1つ選択して下さい。パラレル接続ではLPT1〜LPT3を選択します。(ポートの詳細は AutoCADのヘルプを参照。) またネットワーク接続では、Windows上のローカル・ポート(リスト上の「説明」: 「ローカル ポート」と表示)ではなく、Windowsプリンタ(リスト上の「説明」:「ネット ワーク ポート」と表示)やネットワーク上の共有プリンタを選択する事をお勧め します。 選択後、「次へ(N)>」ボタンをクリックします。 F 「プロッタ名」ではウィザードに従って任意のプロッタ名称を入力してください。  「Plotters」ウィンドウにプロッタ名称が追加されたら、ドライバのインストール は完了です。 【インストール時の注意制限事項】 本ドライバを使いネットワーク経由でプロッタ出力する場合、本ドライバの接続 ポートには、Windows上に作成されるlprポートではなく、Windowsプリンタ(下記(A))や、 ネットワーク上の共有プリンタ(下記(B))を選択する事をお勧めします。 また本ドライバの接続するWindowsプリンタ・共有プリンタは、通常使用するプリンタ 設定とは別の設定を準備し、双方のプリンタが使用するプロッタ側の論理プリンタを 明示的に分けてください。 弊社では、プロッタ出力用に標準のプリンタ・ドライバ提供しています。   本HDIドライバの対象機種であるBrainTech 8181/8090, DocuWide 2050/2051/6030/6050/   5070/3030/9090をご使用で、かつ、カスタムプロパティでの設定を常に   「ドライバから出力制御する」をチェックしてお使いの場合は、標準のプリンタ・ドライバを   お使いいただけます。 http://download.fujixerox.co.jp/plotter/download/plot_xp64_no.html (A) Windows上の“プリンタ”に接続する場合 (1) 当社標準のWindowsプリンタ・ドライバをインストールします。 (インストール方法は各プリンタ・ドライバのREADMEを参照) (2) (1)で作成されたWindowsプリンタを使って、AutoCADからプロット出力できること を確認してください。 (AutoCADではWindowsプリンタの事を「WindowsSystemPrinter」と言います。)     (3) AutoCADのヘルプに従ってHDIドライバのインストールを行ないます。この時に、 ポート設定で「ポートへ出力(P)」を選択し、ポートリスト内に(1)で作成した Windowsプリンタ(ポート・リスト「説明」に「ネットワーク ポート」と表示)を 選択して下さい。 (B) ネットワーク上の共有プリンタに接続する場合 (1) プリンタ・サーバになるコンピュータ上に当社標準のWindowsプリンタ・ ドライバをインストールします。テスト印刷で正常出力を確認した後、これを 共有化します。 (2) (1)で確認した共有プリンタ(\\コンピュータ\プリンタ)を経由して、クライアント 側(AutoCADの実装されたPC)から正常に印刷できる事を確認して下さい。 尚、ここで印刷テストを行うアプリケーションはAutoCAD以外でも結構です。 (ここまでの正常動作が確認できない場合は、御社Windowsネットワークの システム管理者にご相談下さい。) (3) (2)で確認した共有プリンタを使って、AutoCADからプロット出力できることを 確認してください。 (AutoCADではWindowsプリンタの事を「WindowsSystemPrinter」と言います。) (4) AutoCADのヘルプに従ってHDIドライバのインストールを行ないます。この時に 「ポートへ出力(P)」を選択し、(3)で確認した共有プリンタ(\\コンピュータ\ プリンタ)を選択して下さい。なお「プロッタを追加」ウイザードからのインス トールでは、「ポート」で「ファイルへ出力(F)」を選択して一旦プロッタ設定を 作成し、後で改めて接続ポートを共有プリンタに設定し直します。   対象機種以外をお使いの場合や、「ドライバから出力制御する」をチェックせずにお使いの   場合には、標準のプリンタ・ドライバ設定後に、論理プリンタを本HDIドライバ用に変更する   必要があります。尚、対象機種以外の場合は、FujiXerox_ReleaseNote.txtに記載の対応する   プロッタをインストールしてください。 @プリンタプロパティから「ポート」タブを選択し、「ポートの構成」ボタンを押して、  「標準TCP/IPポート モニタの構成」を表示させます。 A「LPR設定」にて、「キュー名」に論理プリンタ名(*1参照)を入力して、  「LPRバイトカウントを有効にする」をチェックします。   (「SNMP ステータスを有効にする」は、チェックしません。)  入力を終えたら、「OK」をクリックします。プリンタプロパティを閉じます。 *1 論理プリンタについて、 論理プリンタとは、プロッタ側で持つことができる仮想的なプロッタ設定のことです。 ■ HPGL系の場合 :「plt00h」〜「plt99h」(または「PLT00H」〜「PLT99H」)