<DEL> | NN 6 IE 4 HTML 4 | |
<DEL>...</DEL> | HTML 終了タグ : 必要 | |
del 要素とその付随要素の ins は、オーサリングプロセス中に削除または挿入の印が付けられたドキュメントのコンテンツのセグメントを示すフォーマットを定義します。これはワークフロー管理方法ではありませんが、WYSIWYG HTML オーサリングツールをサポートしている場合、この要素は処理中のドキュメントのバージョン変更を制御できます。 この要素内にあるテキストは取り消し線のスタイルで表示され、ins 要素はアンダーラインで表示されます。HTML 4 仕様には、修正日と修正時間、変更に関する記述テキストの非表示情報を保持する便利な属性が 2 つあります。これは IE 4 では使用できません。 |
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例 | ||
<P>Four score and <DEL cite="Fixed the math">eight</DEL><INS>seven</INS> years ago...</P> |
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オブジェクト参照 | ||
[window.]document.getElementById(elementID)
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要素固有の属性 | ||
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要素固有のイベントハンドラー属性 | ||
なし |
cite | NN 6 IE 6 HTML 4 |
cite="text" | オプション |
変更の理由や、要素に関連付けられているその他の説明で、通常は画面に表示されません。Netscape 6 では、このような要素のコンテキストメニューには [プロパティ] 項目が表示され、ユーザーは属性とその値の一覧を表示できます。また、DHTML スクリプトから要素オブジェクトの dateTime プロパティを使用してこの情報にアクセスし、表示する値を追加することもできます。 |
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例 | |
<DEL cite="Fixed the math --A.L.">eight</DEL> |
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値 | |
文字列。文字列は一重または二重引用符で囲む必要があります。 |
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既定値 | |
なし |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).cite
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datetime | NN 6 IE 6 HTML 4 | |||||||
datetime="datetimeString" | オプション | |||||||
削除を行った日付と時刻。この情報はコンテンツの挿入と削除を記録するように指定されている HTML オーサリングツールを使用するドキュメントに挿入されることがよくあります。この属性のデータはドキュメントの変更履歴を調べるために使用されます。特定の del 要素に関連付けられている datetime 属性の値は 1 つのみです。Netscape 6 では、このような要素のコンテキストメニューには [プロパティ] 項目が表示され、ユーザーは属性とその値の一覧を表示できます。DHTML スクリプトから要素オブジェクトの dateTime プロパティを使用してこの情報にアクセスし、表示する値を追加することもできます。 |
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例 | ||||||||
<DEL datetime="2001-09-11T08:56:00-04:00">SomeDeleteTextHere</DEL>
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値 | ||||||||
datetime 属性には、世界中の時間帯から正確な時間を推論する方法で日付と時間の情報を処理する特殊な日付時間フォーマットの値が必要です。構文には次のフォーマットを使用します。yyyy-MM-ddThh:mm:ssTZD. 時間帯指示子には 2 つのフォーマットがあります。UTC (Coordinated Universal Time、"Zulu" とも呼ばれる) の略語である大文字の "Z" を使用する簡単なフォーマットと、hh:mm:ss で表す時間の UTC からの時差を示すフォーマットです。この時差はプラス記号またはマイナス記号ともう 1 組の hh:mm 値から構成されます。グリニッジ標準時 (GMT、実際には UTC に同じ) より西の時間帯ではメインの hh:mm:ss 時間が UTC より前なので時差はマイナスの値になり、GMT より東の時間帯では時差はプラスの値になります。たとえば、太平洋標準時 (PST) は UTC より 8 時間前になります。つまり、PST 時間で 6:00 PM のとき、UTC 時では翌朝の 2:00 AM になります。このように、次の例ではすべて同じ時間を示しています。時間帯指示子は見やすいように太字で表示されています。 時間を示すこの方法の詳細については、ISO-8601 規格を参照してください。
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既定値 | ||||||||
なし |
lang | NN 3 IE 4 HTML 4 |
lang="languageCode" | オプション |
要素の属性値およびコンテンツに使用される言語。ブラウザはこの情報を使用して、合字 (特定のフォントでサポートされたり、書き言葉で必要になった場合)、疑問符、およびハイフネーションの処理などの詳細に関して、コンテンツの適切な表示を行います。その他のアプリケーションや検索エンジンでは、スペルチェック辞書の選択やインデックスの作成にこの情報を利用する場合があります。 |
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例 | |
<SPAN lang="de">Deutsche Bundesbahn</SPAN> |
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値 | |
大文字と小文字を区別しない言語コード |
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既定値 | |
ブラウザの既定値 |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).lang
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title | NN 6 IE 3 HTML 3.2 |
title="advisoryText" | オプション |
要素の助言的な説明をします。ページ上で表示可能なコンテンツを生成する HTML 要素について、IE 4 以降および Netscape 6 では、要素にカーソルをしばらく置くと title 属性のコンテンツがツールヒントとして表示されます。たとえば、テーブル関連の col 要素はコンテンツを表示しないので、その title 属性は単なる情報に過ぎません。テーブル内でツールヒントを生成するには、title 属性を table、tr、th、または td などの要素に対して指定します。 ツールヒントのフォントおよび色のプロパティは、ブラウザによって決定され、スクリプトでは変更できません。Windows 版 IE ではツールヒントは標準の小さい黄色の四角形で、Macintosh では Mac OS のバルーンヘルプシステムの方法による吹き出しのイメージで表示されます。Netscape 6 のツールヒントは、すべての OS バージョンに共通の小さな四角形です。属性を指定しないとツールヒントは表示されません。 この属性には自由に説明のテキストを指定できます。ただし、必ず表示されるものではないので、重要な情報をここには指定しないでください。Web のアクセシビリティの条件を満たすように設計されたブラウザでは、この属性の情報を使用して、視覚に障害のある Web サーファー向けにリンク要素やテキスト以外の要素に関する情報を読み上げることができます。したがって、ページ上の要素の目的を説明するのに便利な、この潜在的な機能を利用するようにしてください。 この属性の互換性リストは Internet Explorer 3 および HTML 3.2 から始まっていますが、IE 4 および HTML 4.0 以降、新たに多くの要素にこの属性が割り当てられています。 |
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例 | |
<SPAN title="United States of America">U.S.A.</SPAN> |
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値 | |
文字列。文字列は一重または二重引用符で囲む必要があります。 |
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既定値 | |
なし |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).title
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