<PRE> | NN すべて IE すべて HTML すべて | ||
<PRE>...</PRE> | HTML 終了タグ : 必要 | ||
pre 要素は、フォーマット済みのテキストのブロックを定義します。テキストは通常デフォルトでモノスペースフォントで表示され、またコンテンツのソースコードに入力された空白スペース (語句間や行間の複数スペース) が維持されます。使用が推奨されていない plaintext 要素とは異なり、pre 要素は HTML タグを無視しません。その代わりに、ブラウザに要素を渡し通常どおりに表示します。フォーマット済みのテキスト内に HTML タグを表示する場合には、不等記号用のエンティティ (< や >) を使用します。これにより、HTML タグは解釈されず、フォーマット済みのテキストブロック内に記号として表示されます。 ソースコード内でコンテンツを新しい行で開始したい場合に備え、pre 要素の開始タグ直後の改行は無視されないようになっています。Macintosh 版 IE 4 を除き、大半のバージョン 4 のブラウザはこの規則に従っています。 HTML 4 仕様では、pre 要素は厳格にモノスペースフォントサイズと行スペースを維持します。pre 要素には、applet、basefont、big、font、img、object、small、sub、および sup の各要素を含めることはできません。これらの要素を使用すると、pre 要素の固定サイズのピッチが乱れます。HTML 勧告では、スタイルシートを使用してモノスペースフォント設定を上書きしないように推奨しています。 最後に、pre 要素内でタブ文字を使用してテキストのインデントや位置揃えをするときの注意点を挙げておきます。タブ文字の表示はブラウザによって異なります。これは問題になる可能性があるため、スペース文字を使用して pre 要素内で空白スペースを維持するようにしてください。また pre 要素内では、改行をしないスペース ( ) を使用する必要はありません。 |
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例 | |||
<P>Here is the script example:</P> <PRE> <script language="JavaScript"> document.write("Hello, world.") </script> </PRE> |
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オブジェクト参照 | |||
[window.]document.getElementById(elementID)
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要素固有の属性 | |||
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要素固有のイベントハンドラー属性 | |||
なし |
cols | NN すべて IE なし HTML なし |
cols="columnCount" | オプション |
表示されるテキストの行当たりの最大文字数。この Navigator 独自の属性を設定すると、wrap 属性に true が自動的に設定されます。この属性がない場合は、ソースコードのフォーマット (サポートされている場合は width 属性) が行の幅を制御します。 |
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例 | |
<PRE cols="80">...</PRE> |
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値 | |
正の整数 |
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既定値 | |
なし |
lang | NN 3 IE 4 HTML 4 |
lang="languageCode" | オプション |
要素の属性値およびコンテンツに使用される言語。ブラウザはこの情報を使用して、合字 (特定のフォントでサポートされたり、書き言葉で必要になった場合)、疑問符、およびハイフネーションの処理などの詳細に関して、コンテンツの適切な表示を行います。その他のアプリケーションや検索エンジンでは、スペルチェック辞書の選択やインデックスの作成にこの情報を利用する場合があります。 |
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例 | |
<SPAN lang="de">Deutsche Bundesbahn</SPAN> |
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値 | |
大文字と小文字を区別しない言語コード |
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既定値 | |
ブラウザの既定値 |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).lang
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width | NN なし IE なし HTML 4 |
width="columnCount" | オプション |
HTML 4 仕様では width 属性を導入して、既にフォーマット済みのテキストの 1 行あたりの最大表示文字数を設定できるようにしています。今後、この属性をサポートするブラウザは、表示範囲内からもれて語句が途中で切れないように行を折り返すようになると予想されます。この属性がないと、ソースコードのフォーマットが行の幅を制御します。Navigator では cols 属性でこの機能が提供されています。Macintosh 版 IE 5 や Windows 版 IE 6 では、CSS の width 属性はこの要素に影響しません。影響する場合でも、行の幅の単位に文字数は使用されません。 |
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例 | |
<PRE width="80">...</PRE> |
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値 | |
正の整数 |
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既定値 | |
なし |
wrap | NN すべて IE なし HTML なし |
wrap | オプション |
wrap 属性は、ブラウザウィンドウやフレームからテキストの右端がはみ出すことのないように、フォーマット済みのテキストの行を折り返すように Navigator に指示します。cols 属性が設定されると、wrap 属性には true が自動的に設定されます。 |
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例 | |
<PRE wrap>...</PRE> |
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値 | |
この属性があると、属性値には true が設定されます。 |
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既定値 | |
false |