URLSESSIONFORMAT  
説明

クライアントコンピュータが Cookie を受け入れるかどうかに応じて、この関数は次の動作をします。

  • クライアントコンピュータが Cookie を受け入れない場合は、クライアントの識別に必要な情報すべてを自動的に URL に追加します。
  • クライアントコンピュータが Cookie を受け入れる場合は、情報を追加しません。

この関数は、どの識別子が必要であるかを自動的に判別し、必要な情報だけを送信します。これにより、各 URL 内の情報を手動でエンコードする場合よりも、安全かつ信頼性のある方法でクライアントを識別できます。必要なときに必要な情報だけが送信され、またコーディングが容易です。

 
戻り値

URL。ブラウザで Cookie が無効化されている場合は、クライアントとセッションのデータが追加されます。

 
カテゴリ

その他の関数、『ColdFusion MX 開発ガイド』の第15章の「パーシスタントデータとロックの使用」 の第15章の「クライアント ID の保持」

 
関数のシンタックス
URLSessionFormat(request_URL)
 
パラメータ

 
使用方法

次の例では、cfform タグが他のページにリクエストを送信し、必要であればそのクライアントの識別情報を送信します。Cookie を受け入れるようになっていることが検出された場合は、この関数は次の値を返します。

myactionpage.cfm 

Cookie を受け入れないようになっていることが検出された場合、および Cookie を受け入れるかどうかが明確に検出できなかった場合は、この関数は次の値を返します。

myactionpage.cfm?jsessionid=xxxx;cfid=xxxx&cftoken=xxxxxxxx
 
<cfform
method="Post"
action="#URLSessionFormat("MyActionPage.cfm")#">
</cfform>
REQUEST_URL  
ColdFusion ページの URL です。