document | NN 2 IE 3 DOM 1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
document オブジェクトは、ブラウザウィンドウやフレームに表示されるコンテンツと、そこに読み込まれる HTML ファイルのその他のコンテンツの両方を表します。したがって、ファイルの head 部分にあるすべての情報も document オブジェクトの一部となります。要素への参照には、必ず document オブジェクトへの参照を含める必要があります。document オブジェクトには、ハードコードされたオブジェクト名である document 以外の名前はありません。 |
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W3C DOM への対応度の高い内部アーキテクチャを持つブラウザの場合、この document オブジェクトは、HTMLDocument オブジェクト、つまり、HTML ドキュメントを保持するために適した、特殊なコアモジュールの Document オブジェクト (内部サブクラス) に相当します。つまり、HTMLDocument オブジェクトが、コアである Document オブジェクトのプロパティとメソッドを継承 (つまり、XML ドキュメントと機能を共有) して、HTML ドキュメントのみに適用されるその他のプロパティやメソッドも取得します。当然のことながら、XHTML ドキュメントは理論上は XML ドキュメントであるため、HTMLDocument を XHTML ドキュメントに適用できるかどうかについて、概念上の矛盾はあります。ただし、実際のスクリプト作成との関連では、XHTML ドキュメントも HTML ドキュメントの一種ということになり、HTMLDocument のプロパティとメソッドはすべて利用可能となっています。 |
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W3C DOM の実装に関して実用上さらに重要なことは、Netscape 6 での実装によっても明らかなように、document オブジェクトが内部的に、ビュー、イベント、スタイルなど他の DOM モジュールのドキュメントレベルのプロパティとメソッドを実装しているという点です。これら各モジュールは、HTMLDocument とこれらのアドオンモジュール機能とを接続する重要なオブジェクト (DocumentEvent、DocumentRange、DocumentStyle、DocumentView) を定義します。そのため、ここで説明しているスクリプト可能な document オブジェクトが、styleSheet オブジェクトやその規則にアクセスする際に使用するのは、W3C DOM で定義されている DocumentStyle オブジェクトの styleSheets プロパティということになります。また DocumentEvent オブジェクトは、その createEvent() メソッドとリンクしているため、スクリプト可能な document オブジェクトによって、ユーザーやシステムにより作成される通常のイベント以外のイベントを生成することが可能になっています。これらの機能はいずれも、Netscape 6 や同種のブラウザで、document オブジェクトを参照し、スクリプトを作成することにより組み込まれます。スクリプト作成者にとっては、特定の機能を実現するためにソースモジュールについて正確に知ることが重要ではなくなり、スクリプト可能な document オブジェクトにどのようなプロパティやメソッドが属しているかを知るだけでよいことになります。 |
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オブジェクト参照 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[window.]document |
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オブジェクト固有のプロパティ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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オブジェクト固有のメソッド | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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オブジェクト固有のイベントハンドラープロパティ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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activeElement | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
現在、ドキュメント内でアクティブな要素となっているオブジェクトへの参照を返します。返されるオブジェクトの詳細を知るには、そのオブジェクトの tagName や id、またはその他のプロパティを調べる必要があります。Macintosh 版 IE 4 ではボタンやその他の要素がフォーカスを取得しないので、このプロパティの戻り値は OS によって異なります。フォーカスを取得する要素 (特にフォームコントロール) はアクティブになりますが、IE の新バージョンでは、要素がアクティブであっても、他の設定によって、フォーカスを取得しない場合もあります。本章冒頭の共通のメソッドの説明にある setActive() を参照してください。 |
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例 | |
var currObj = document.activeElement; |
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値 | |
要素オブジェクトへの参照 |
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既定値 | |
なし |
alinkColor | NN 2 IE 3 DOM なし |
読み書き (IE) | |
ハイパーテキストリンクをクリックしている最中の色を示します。指定した色は、リンクテキストに適用されるか、a 要素内に埋め込まれたイメージやオブジェクトを囲むボーダーに適用されます。未訪問リンクおよび訪問済みリンクの色を設定するには、linkColor および vLinkColor の各プロパティも参照してください。W3C の DOM では、alinkColor に代えて、body オブジェクトの aLink プロパティが勧告されており、IE 4 以降と Netscape 6 でサポートされています。バージョン 4 までの Navigator では、動的に変更した alinkColor の値は反映されません。 |
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例 | |
document.alinkColor = "green"; |
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値 | |
RGB 値の 16 進数表記または色の名前の英単語。使用できる色の名前については、付録 A を参照してください。 |
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既定値 | |
#0000FF |
anchors[] | NN 2 IE 3 DOM 1 |
現在のドキュメントに含まれるすべての anchor オブジェクトの配列を返します。これにはアンカーまたはアンカー兼リンクとして定義されている a 要素が含まれます。配列中の要素にはソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。 |
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例 | |
var aCount = document.anchors.length; |
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値 | |
anchor 要素オブジェクトの配列 |
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既定値 | |
長さ 0 の配列 |
applets[] | NN 2 IE 3 DOM 1 |
現在のドキュメントに含まれるすべての Java applet オブジェクトの配列を返します。アプレットがオブジェクトとして認識されるためには、アプレットが起動されていて実行中である必要があります。配列中の要素にはソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。 |
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例 | |
var appletCount = document.applets.length |
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値 | |
applet 要素オブジェクトの配列 |
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既定値 | |
長さ 0 の配列 |
bgColor | NN 2 IE 3 DOM なし |
読み書き | |
ドキュメントの背景色を示します。bgcolor 属性や bgColor プロパティの設定に色の名前の英単語を使用した場合でも、戻り値では常に RGB 値の 16 進数表記が返されます。 |
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Macintosh 版または UNIX 版の Navigator 2 または 3 で、ドキュメントの bgColor プロパティを設定すると、ウィンドウが正しく再描画されません。この場合、新しい色によってウィンドウのコンテンツが隠れてしまいます。document.body オブジェクトに対応したブラウザでは、document.body オブジェクトの bgColor プロパティを使用するようにしてください。 |
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例 | |
document.bgColor = "yellow"; |
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値 | |
RGB 値の 16 進数表記または色の名前の英単語。使用できる色の名前については、付録 A を参照してください。 |
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既定値 | |
ブラウザと OS によって異なります。 |
body | NN 6 IE 4 DOM 1 |
読み取り専用 | |
ドキュメント内の body 要素で定義されている body オブジェクトへの参照を返します。このプロパティは、body オブジェクトのプロパティを操作するための開始地点として使用します。 |
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例 | |
document.body.leftMargin = 15; |
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値 | |
オブジェクトへの参照 |
|
既定値 | |
現在の body オブジェクト |
charset | NN なし IE 4 DOM なし |
読み書き | |
ドキュメントのコンテンツに使用する文字エンコードを示します。Windows 版 IE 6 ではこのプロパティはサポートされなくなり、代わりに document.defaultCharset プロパティが採用されています。Netscape 6 では、document.characterSet プロパティを使用します。 |
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例 | |
if (document.charset == "csISO5427Cyrillic") { // process for Cyrillic charset } |
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値 | |
文字セットレジストリ (ftp://ftp.isi.edu/in-notes/iana/assignments/character-sets) にあるエイリアス。大文字と小文字は区別されません。 |
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既定値 | |
ブラウザによって異なります。 |
characterSet | NN 6 IE なし DOM なし |
読み取り専用 | |
ドキュメントのコンテンツに使用する文字エンコードを示します。 |
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例 | |
if (document.characterSet == "ISO-8859-1") { // process for standard Latin character set } |
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値 | |
文字セットレジストリ (ftp://ftp.isi.edu/in-notes/iana/assignments/character-sets) にあるエイリアス。大文字と小文字は区別されません。 |
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既定値 | |
ブラウザによって異なります。 |
compatMode | NN 7 IE 6 DOM なし |
読み取り専用 | |
DOCTYPE 要素のコンテンツで制御されるドキュメントの互換モードを返します。要素の配置や実装の詳細などに関し、ブラウザに、下位互換モードと標準準拠モードのどちらでドキュメントを処理させるかについては、第 8 章の DOCTYPE 要素を参照してください。モードの選択がスタイルプロパティの一部に影響を及ぼすこともあるため、モードに関わりなくドキュメントを正しく処理されるよう、このプロパティを使用して共通ライブラリでの計算を分岐させることができます。 |
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例 | |
if (document.compatMode == "BackCompat") { // process as if IE 5.5 or earlier or Netscape "quirks" mode } |
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値 | |
BackCompat または CSS1Compat の定数を示す文字列 |
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既定値 | |
BackCompat |
defaultCharset | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
ドキュメントのコンテンツに使用する文字エンコードを示します。 |
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例 | |
var cset = document.defaultCharset; |
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値 | |
文字セットレジストリ (ftp://ftp.isi.edu/in-notes/iana/assignments/character-sets) にあるエイリアス。大文字と小文字は区別されません。 |
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既定値 | |
ブラウザによって異なります。 |
defaultView | NN 6 IE なし DOM 2 |
読み取り専用 | |
ドキュメントを表示する "viewer" (このオブジェクトの正式名は AbstractView) を指す W3C DOM の抽象表現への参照を返します。Netscape 6 の場合、このオブジェクトは、ドキュメントを囲む window オブジェクトまたは frame オブジェクトに相当します。要素オブジェクトの ownerDocument プロパティを介するなどの方法で、document オブジェクトにアクセスできるスクリプト関数では、この defaultView プロパティを通じて、ドキュメントウィンドウへの有効な参照を取得できます。ドキュメントのビューには、各要素に適用される、カスケードされたスタイル規則に関する情報が含まれます。document.defaultView プロパティや getComputedStyle() メソッドのヘルプを利用して、要素の有効なスタイルを取得する例については、第 4 章を参照してください。 |
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W3C DOM Level 2 では、window オブジェクトの存在がようやく承認されました。Level 3 ではさらに進展が予想されます。 |
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例 | |
var theWin = elemRef.ownerDocument.defaultView; |
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値 | |
window オブジェクトへの参照 |
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既定値 | |
ドキュメントのウィンドウ |
doctype | NN 6 IE 5(Mac) DOM 1 |
読み取り専用 | |
DOCTYPE 要素オブジェクト (W3C DOM の DocumentType ノードオブジェクトと同じ) への参照を返します。このプロパティは、ドキュメントで DOCTYPE が設定されている場合のみ、参照値を返します。DOCTYPE が指定されていない場合は null を返します。Windows 版 IE 6 には、このプロパティまたはノードタイプは実装されていません。各ブラウザでどのプロパティが利用できるかについては、DocumentType オブジェクトを確認してください。純粋な W3C DOM 環境では、doctype プロパティは、コアの document オブジェクトから継承されるため、XML ドキュメントでも利用が可能です。 |
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例 | |
var docsType = document.doctype; |
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値 | |
ノードへの参照 |
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既定値 | |
なし |
documentElement | NN 6 IE 5 DOM 1 |
読み取り専用 | |
ドキュメントのルートにある要素ノードへの参照を返します。HTML ドキュメントの場合には、ドキュメントの head 要素と body 要素を含む html 要素への参照を返します。純粋な W3C DOM 環境では、documentElement プロパティは、コアの document オブジェクトから継承されるため、XML ドキュメントでも利用が可能です。 |
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例 | |
var rootElem = document.documentElement; |
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値 | |
要素ノードへの参照 |
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既定値 | |
現在の html 要素オブジェクト |
domain | NN 3 IE 4 DOM 1 |
読み書き | |
ドキュメントを配信したサーバーのホスト名を示します。同じドメインにある別々のサーバーからのドキュメントが相互にコンテンツを交換する必要がある場合、セキュリティ上の制限を回避するために両方のドキュメントの domain プロパティを同じ設定にします。通常は、ホストが一致しないと、ブラウザのセキュリティ機能により他のドキュメントのフォームデータへのアクセスは拒否されます。このプロパティが設定されていれば、www サーバーで配信されたページでもセキュアサーバーで配信されたページとの通信を行うことができます。 |
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例 | |
document.domain = "megaCorp.com"; |
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値 | |
2 つのドキュメントに共通するドメイン名 (サーバー名を除く) を示す文字列 |
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既定値 | |
なし |
embeds[] | NN 3 IE 4 DOM なし |
現在のドキュメントに含まれるすべての埋め込みオブジェクト (embed 要素) の配列を返します。配列中の要素にはソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。 |
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例 | |
var embedCount = document.embeds.length; |
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値 | |
埋め込みオブジェクトへの参照の配列 |
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既定値 | |
長さ 0 の配列 |
expando | NN なし IE 4 DOM なし |
読み書き | |
現在のドキュメントのスクリプトが document オブジェクトに設定されたカスタムプロパティの作成と使用を許可するかどうかを示します。JavaScript は拡張可能な言語なので、スクリプト作成者が新しいオブジェクトプロパティを作成する際には、その値を設定するだけで済みます (document.stooge = "Curly" など)。したがって、たとえば marginLeftColor のように長いプロパティ名の途中にある大文字を間違って小文字で入力した場合など、入力ミスのあるプロパティの設定でもドキュメントは受け入れます。間違った設定がそのまま受け入れられますが、その場合スクリプトで意図した結果は得られません。カスタムプロパティを作成する必要がない場合には、ページのオーサリングを始める時点で最初のスクリプトステートメントで document.expando を false に設定しておくと良いでしょう。そうすれば、入力ミスによるバグを防ぐことができます。この設定は、現在のドキュメントにあるスクリプトのみに影響を与えます。 |
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例 | |
document.expando = false; |
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値 | |
true または false のブール値 |
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既定値 | |
true |
fgColor | NN 2 IE 3 DOM なし |
読み書き | |
ドキュメントの前景 (つまりテキスト) の色を示します。Navigator のすべてのバージョンでこのプロパティを変更できますが、Netscape 6 より以前のバージョンではテキストを動的に変更することはできません。このプロパティは現行のブラウザでもサポートされていますが、IE 4 および Netscape 6 からは、このプロパティに代わり、document.body.text またはスタイルシートによる設定が採用されています。 |
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例 | |
document.fgColor = "darkred"; |
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値 | |
RGB 値の 16 進数表記または色の名前の英単語。使用できる色の名前については、付録 A を参照してください。 |
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既定値 | |
ブラウザの既定値 (通常は black) |
fileCreatedDate | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
サーバー (またはローカルのファイルシステム) から通知された、現在読み込まれているファイルの作成日付 (時刻は含まず) を表す文字列を返します。日付情報は、IE 4 ではロングフォーマットでしたが、IE 5 からは mm/dd/yyyy のフォーマットが採用されています。IE でサポートされていない日付フォーマットがサーバーから通知されると、値が崩れる場合があります。バージョン 5.1 以前の Macintosh 版 IE には実装されていません。 |
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例 | |
var dateObj = new Date(document.fileCreatedDate); |
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値 | |
日付を表す文字列 |
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既定値 | |
なし |
fileModifiedDate | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
サーバー (またはローカルのファイルシステム) から通知された、現在読み込まれているファイルの最終更新日付 (時刻は含まず) を表す文字列を返します。日付情報は、IE 4 ではロングフォーマットでしたが、IE 5 からは mm/dd/yyyy のフォーマットが採用されています。IE でサポートされていない日付フォーマットがサーバーから通知されると、値が崩れたり、不正確になる場合があります。バージョン 5.1 以前の Macintosh 版 IE には実装されていません。 |
|
例 | |
var dateObj = new Date(document.fileModifiedDate); |
|
値 | |
日付を表す文字列 |
|
既定値 | |
なし |
fileSize | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
現在読み込まれているドキュメントのサイズを表すバイト数を返します。戻り値は、Windows 版 IE では文字列、Macintosh 版 IE では数値です。この値を使用して計算を実行する場合には重要な違いとなります。 |
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例 | |
var byteCount = parseInt(document.fileSize, 10); |
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値 | |
Windows の場合は文字列を表す整数、また Macintosh の場合は数値を表す整数 |
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既定値 | |
なし |
fileUpdatedDate | NN なし IE 5.5(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
空の文字列を返します。document オブジェクトでは正式にサポートされていないようです。 |
forms[] | NN 2 IE 3 DOM 1 |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントに含まれるすべての form オブジェクト (form 要素) の配列を返します。配列中の要素には、ソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。ただし、文字列によるインデックス値として、フォーム名を使ってアクセスすることもできます。 |
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例 | |
var elemCount = document.forms[0].elements.length; |
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値 | |
form オブジェクトの配列 |
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既定値 | |
長さ 0 の配列 |
frames[] | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントに含まれるすべての iframe オブジェクトの配列を返します。iframe オブジェクトは iframe 要素に対応するオブジェクトであり、ウィンドウに似た frame オブジェクトとは異なります。配列中の要素にはソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。IE 5 以降と Netscape 6 との間で互換性を保つためには、document.getElementsByTagName("iframe") を代わりに使用します。 |
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例 | |
var iframeCount = document.frames.length; |
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値 | |
iframe オブジェクトの配列 |
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既定値 | |
長さ 0 の配列 |
height、width | NN 4 IE なし DOM なし |
読み取り専用 | |
表示されるドキュメント全体のサイズを表すピクセル数を返します。この値は、document.body オブジェクトの offsetHeight プロパティおよび offsetWidth プロパティの値と一致します。height プロパティと width プロパティの組み合わせは W3C DOM では未承認であるため、offsetHeight プロパティと offsetWidth プロパティの組み合わせの方が、少なくともブラウザ間の互換性が保たれるという利点があります。 |
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例 | |
var howTall = document.height; |
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値 | |
ピクセル数 |
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既定値 | |
現在のドキュメントのサイズ |
ids[] | NN |4| IE なし DOM なし |
読み取り専用 | |
ids[] コレクションは、スタイルシートの JavaScript 構文 (Navigator 4 のみ) と共に使用され、[document.]ids.idName.stylePropertyName の構文形式で設定されている 1 つの ID とそのスタイルプロパティへの参照の一部を構成しています。関連するプロパティのリストについては、本章の tags オブジェクトを参照してください。 |
images[] | NN 2 IE 3 DOM 1 |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントに含まれるすべての img 要素オブジェクト (new Image() コンストラクタを介して読み込まれたイメージのキャッシュを除く) の配列を返します。配列中の要素には、ソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。また、数字または文字列名でアクセスすることもできます。このプロパティが存在する場合には、スワップ可能な実イメージがサポートされていることを意味します。 |
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例 | |
document.images["home"].src = "images/homeHilite.jpg"; |
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値 | |
img オブジェクトの配列 |
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既定値 | |
長さ 0 の配列 |
implementation | NN 6 IE 5(Mac)/6(Win) DOM 1 |
読み取り専用 | |
W3C の DOMImplementation オブジェクトへの参照を返します。このオブジェクトには、ドキュメントのコンテナを構成している環境 (つまりブラウザ) がある程度反映されています。このオブジェクトのメソッドを使用すると、ブラウザの通知機能がサポートしている DOM モジュールを確認できます。また、このオブジェクトは、現在のドキュメントツリーの外部に仮想的な W3C Document オブジェクトおよび DocumentType オブジェクトを作成する際の開始点にもなります。このため、Netscape 6 では、document.implementation プロパティを始点として、外部の XML ドキュメント向けの非表示ドキュメントを作成できます。メソッドやブラウザの対応状況の詳細については、DOMImplementation オブジェクトを参照してください。 |
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例 | |
var xDoc = document.implementation.createDocument("", "theXdoc", null); |
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値 | |
DOMImplementation オブジェクトへの参照 |
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既定値 | |
現在の DOMImplementation オブジェクト |
lastModified | NN 2 IE 3 DOM なし |
読み取り専用 | |
サーバーから通知された、ドキュメントファイルの最終更新日時を示します。サーバーによってはこの情報が間違っていたり、まったく報告しない場合があります。また Windows 版以外のブラウザでは、情報を正確に解釈できない例が多く見受けられます。最新のブラウザではようやく、Date オブジェクトのコンストラクタ用のパラメータとして適した形式で日付の文字列を取得できるようになっています。 |
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例 | |
document.write(document.lastModified); |
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値 | |
日付と時刻を表す文字列 |
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既定値 | |
なし |
layers[] | NN |4| IE なし DOM なし |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントに含まれるすべての layer 要素オブジェクトの配列を返します (Navigator 4 のみ)。また、この配列には、要素の位置を相対位置または絶対位置で設定したスタイルシートを持つ他の HTML 要素への参照も含まれます。この場合、Navigator 4 ではこれらの要素を layer オブジェクトとして処理します。配列中の要素には、ソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。また、数字または文字列名でアクセスすることもできます。これは Navigator 4 にのみ実装されている将来性のないプロパティであり、このプロパティが存在することは、Netscape のレイヤーを参照するための独自の条件がサポートされていることを意味します。 |
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例 | |
if (document.layers) { // use document.layers[] syntax for references } |
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値 | |
layer オブジェクトまたはこれに相当する配列 |
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既定値 | |
長さ 0 の配列 |
linkColor | NN 2 IE 3 DOM なし |
読み書き | |
未訪問のハイパーテキストリンク (ブラウザのキャッシュにないリンクの URL) の色を示します。なお、リンクには未訪問、アクティブ、訪問済みの 3 つの状態があります。指定した色は、リンクテキストに適用されるか、a 要素内に埋め込まれたイメージやオブジェクトを囲むボーダーに適用されます。Navigator 4 かそれ以前のバージョンでは、このプロパティを変更しても結果がリンク色に動的に反映されません。IE 4 以降および Netscape 6 以降のブラウザでは、このプロパティの代わりに、W3C DOM の document.body.link、またはスタイルシートを使用する必要があります。 |
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例 | |
document.link Color= "#00FF00"; |
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値 | |
RGB 値の 16 進数表記または色の名前の英単語。使用できる色の名前については、付録 A を参照してください。 |
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既定値 | |
#0000FF |
location | NN <6 IE 3 DOM なし |
読み書き | |
現在のドキュメントの URL を示します。このプロパティは、window.location プロパティとの間で不一致が生じる可能性があることから、使用は推奨されていません。Netscape 6 では、このプロパティのサポートが完全に打ち切られています。最も望ましいのは window.location.href プロパティを使用する方法です。また document.URL プロパティも使用できます。 |
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例 | |
document.location = "products/widget33.html"; |
|
値 | |
絶対 URL または相対 URL を示す文字列 |
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既定値 | |
ドキュメントの URL |
media | NN なし IE 5.5(Win) DOM なし |
読み書き | |
コンテンツのフォーマット形式となる出力メディアを表す文字列を返します。IE 6 では、許容される文字列値 (all、print、screen) を設定している場合に、このプロパティが空の文字列を返すと、セキュリティエラーが発生します。document オブジェクトでこのプロパティを使用することは避けてください。 |
mimeType | NN なし IE 5(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
MIME フォーマット以外の基本的なドキュメントタイプを表す文字列を返します。IE 5.5 以降では、HTML ドキュメントの場合に返される文字列が HTML Document に変更されました。この document オブジェクトのプロパティは、Netscape や Macintosh 版 IE の navigator.mimeTypes プロパティとは全く異質のプロパティです。 |
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例 | |
var what = document.mimeType; |
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値 | |
文字列 |
|
既定値 | |
"HTML ドキュメント" |
nameProp | NN なし IE 6(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
document.title と同じデータを示す文字列を返します。ドキュメント内に title 要素が存在しない場合には、空の文字列を返します。このプロパティは、document オブジェクトでは正式にサポートされていないようです。 |
|
値 | |
文字列 |
|
既定値 | |
空の文字列 |
namespaces[] | NN なし IE 5.5(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントに実装されている IE の namespace オブジェクトのコレクションを返します。namespace オブジェクトは、外部のビヘイビアを読み込む開始点になります。詳細については、http://msdn.microsoft.com/workshop/author/behaviors/overview/elementb_ovw.asp を参照してください。 |
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例 | |
var IENSCount = document.namespaces.length; |
|
値 | |
namespace オブジェクトへの参照の配列 |
|
既定値 | |
長さ 0 の配列 |
parentWindow | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントがある window オブジェクトへの参照を返します。フレームセット内の 1 フレームの場合もあります。この参照を使って、ウィンドウのプロパティやメソッドに直接アクセスできます。戻り値はドキュメントからの window 参照と同じです。 |
|
例 | |
var siblingCount = document.parentWindow.frames.length; |
|
値 | |
window オブジェクトへの参照または frame オブジェクトへの参照 |
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既定値 | |
window オブジェクト |
plugins[] | NN 4 IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントに含まれるすべての埋め込みオブジェクト (embed 要素) の配列を返します。配列中の要素にはソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。このコレクションは Netscape Navigator の navigator.plugins コレクションとは異なります。 |
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例 | |
var embedCount = document.plugins.length; |
|
値 | |
embed オブジェクトへの参照の配列 |
|
既定値 | |
長さ 0 の配列 |
protocol | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントを読み込む際に使用したプロトコルを表す標準テキストの文字列を返します。location.protocol プロパティの文字値 (http: や file: など) とは異なり、document.protocol の値は、ユーザーが判読できます (Hypertext、Transfer、Protocol、File Protocol など)。 |
|
例 | |
if (document.protocol == "File Protocol") { // process for file access in IE } |
|
値 | |
標準テキストの文字列 |
|
既定値 | |
現在のドキュメントのプロトコルタイプ |
readyState | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
ドキュメントコンテンツの現在のダウンロードステータスを返します。ユーザーイベントによって呼び出されたスクリプトなどがドキュメントの読み込み中にアクションを行う可能性があり、ページ全体の読み込みが終了するまでは他のアクションを避ける必要がある場合は、このプロパティで読み込みの進行状況を調べることができます。その場合、条件テストでこのプロパティの値を使用してください。この値は、読み込みの最中でも、ダウンロードステータスが変わればそれに合わせて変更されます。プロパティ値が変更するごとに、onreadystatechange イベントが呼び出されます。 |
|
例 | |
if (document.readyState == "loading") { // statements for alternate handling } |
|
値 | |
complete、interactive、loading、uninitialized のいずれかの値を示す文字列。要素によっては読み込みが完了していないコンテンツでもユーザー操作を許可しますが、その場合は、読み込みが完了するまでこのプロパティが interactive を返すことがあります。 |
|
既定値 | |
なし |
referrer | NN 2 IE 3 DOM 1 |
読み取り専用 | |
別のページに設定されているリンクから現在のページに移動した場合、その元のページの URL を示す文字列を返します。この情報は、サーバーログにも書き込まれることがよくあります。たとえば、スクリプトによってサイトの利用者が現在のドキュメントに特定のページからのリンクを辿って来たかを調べ、その結果によって表示するコンテンツをパーソナライズすることができます。サイト利用者が別のページからのリンクではなく、ブラウザでドキュメント URL を指定したりブックマークを使用するなど他の方法でページにアクセスした場合、referrer プロパティは空の文字列を返します。Windows 版 IE の多くのバージョンでは、リンク元ページの URL が正しく通知されず、現在のページの URL が代わりに表示される場合が多々あります。 |
|
例 | |
if (document.referrer) { document.write("<p>Thanks for following the link to our web site.</p>"); } |
|
値 | |
文字列 |
|
既定値 | |
なし |
scripts[] | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントに含まれるすべての script オブジェクト (script 要素) の配列を返します。各 script オブジェクトには任意の数の関数が含まれています。scripts[] コレクションは、ドキュメント内の実際の <script> タグの数を計算します。配列中の要素にはソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。 |
|
例 | |
var scriptCount = document.scripts.length; |
|
値 | |
script 要素への参照の配列 |
|
既定値 | |
長さ 0 の配列 |
security | NN なし IE 5.5(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントに適用されているセキュリティポリシーを表す文字列を返します。 |
|
例 | |
var secPolicy = document.security; |
|
値 | |
文字列 |
|
既定値 | |
"このドキュメントタイプにはセキュリティ証明がありません。" |
selection | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
selection オブジェクトを返します。ユーザーまたはスクリプトによって選択されたテキストを処理するには、選択テキストを TextRange オブジェクトに変換する必要があります。これは、Win32 版 IE のみで可能です。Netscape 6 の選択テキストには、window.selection プロパティを介してアクセスします。 |
|
例 | |
var range = document.selection.createRange(); |
|
値 | |
オブジェクトへの参照 |
|
既定値 | |
なし |
styleSheets[] | NN 6 IE 4 DOM 2 |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントに含まれるすべての styleSheet オブジェクトの配列を返します。各スタイルオブジェクトには任意の数のスタイルシート規則が含まれています。styleSheets[] コレクションは、ドキュメント内の実際の <style> タグの数の他に、外部のスタイルシートファイルを読み込む <link> タグの数も計算します。配列中の要素にはソースコード順序に従って 0 を基準とするインデックスが付いています。@import スタイルシートオブジェクトには、styleSheet オブジェクトの cssRule.styleSheet プロパティを介してアクセスできます。styleSheet オブジェクトを参照してください。 |
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例 | |
for (var i = 0; i < document.styleSheets.length; i++) { // loop through each styleSheet object } |
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値 | |
styleSheet オブジェクトへの参照の配列 |
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既定値 | |
長さ 0 の配列 |
title | NN 2 IE 3 DOM 1 |
読み書き | |
HTML 要素を反映するオブジェクトの title プロパティと異なり、document.title プロパティはドキュメントの head 部分で定義されている title 要素のコンテンツを参照します。TITLE のコンテンツはブラウザのタイトルバーに表示されるドキュメントのタイトルです。ページにブックマークを設定した場合、そのブックマークにもこのコンテンツが使用されます。このプロパティは読み書き可能ですが、ブラウザのバージョンによってはウィンドウのタイトルバーに変更が反映されない場合もあります。 |
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例 | |
document.title = "Fred\'s Home Page"; |
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値 | |
文字列 |
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既定値 | |
なし |
URL | NN 3 IE 4 DOM 1 |
読み書き | |
現在のドキュメントの URL を示します。この値は location.href と同じです。document.URL プロパティは、スクリプト作成者や JavaScript のインタプリタエンジンが location オブジェクトと document.location プロパティを混同する可能性を回避するために、document.location に代わるプロパティとして策定されました。別のページに移動するには、ブラウザ間の互換性や下位互換性の観点から、ドキュメント中心のプロパティであるこのプロパティではなく、location.href プロパティに URL 文字列を設定する方が安全です。 |
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例 | |
document.URL = "http://www.megacorp.com"; |
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値 | |
絶対 URL または相対 URL を示す文字列 |
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既定値 | |
現在のドキュメントの URL |
URLUnencoded | NN なし IE 5.5(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
現在のドキュメントの URL を返します。ただし、URL エンコードされた文字はすべて標準テキストに変換されます (%20 はスペースに変換されるなど)。戻り値は、avaScript の decodeURI() 関数を document.URL に適用した場合と同じです。 |
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例 | |
var straightPath = document.URLUnencoded; |
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値 | |
絶対 URL または相対 URL を示す文字列 |
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既定値 | |
現在のドキュメントの URL |
vlinkColor | NN 2 IE 3 DOM なし |
読み書き (IE) | |
最近訪問されたハイパーテキストリンクの色。指定した色は、リンクテキストに適用されるか、a 要素内に埋め込まれたイメージやオブジェクトを囲むボーダーに適用されます。未訪問リンクやアクティブリンクの色を設定するには、alinkColor および linkColor の各プロパティも参照してください。Navigator 4 かそれ以前のバージョンでは、このプロパティを変更しても結果がリンク色に動的に反映されません。IE 4 以降および Netscape 6 以降のブラウザでは、このプロパティの代わりに、W3C DOM の document.body.vLink、またはスタイルシートを使用する必要があります。 |
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例 | |
document.vlinkColor = "gold"; |
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値 | |
RGB 値の 16 進数表記または色の名前の英単語。使用できる色の名前については、付録 A を参照してください。 |
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既定値 | |
Navigator の場合は #551a8b、Windows 版 Internet Explorer の場合は #800080、Macintosh 版 Internet Explorer の場合は #006010 |
width | |
height を参照してください。 |
addBinding()、getAnonymousElementByAttribute()、getAnonymousNodes()、getBindingParent()、loadBindingDocument()、removeBinding() | NN 6 IE なし DOM なし |
Netscape 6 が備えるこれら一連の document オブジェクトメソッドは、XBL (Extensible Binding Language) と呼ばれるブラウザプログラミング機能の一部であり、ブラウザがユーザーインターフェイススキンを生成する際に使用する XML ベースメカニズムの付随的機能です。XBL の詳細については、http://www.mozilla.org/docs/xul/xulnotes/xulnote_xbl.html を参照してください。 |
captureEvents() | NN 4 IE なし DOM なし |
captureEvents(eventTypeList) | |
目的のターゲットオブジェクトに到達する前に特定タイプのイベントを取得するようにブラウザに指示します。このメソッドを呼び出すオブジェクトには、イベントを処理するための適切なタイプのイベントハンドラーが定義されている必要があります。このメソッドは Navigator 4 のイベントモデルの一部ですが、Netscape 6 でも引き続きサポートされており、W3C DOM に規定されているドキュメントオブジェクト向けのキャプチャモードのイベントリスナーに相当する機能を持ちます。Navigator 4 をサポートする必要がある場合にはこのメソッドを引き続き使用しますが、第 6 章で説明したように、新規コードは W3C DOM のイベントリスナーの構文に移行させてください。 |
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パラメータ | |
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戻り値 | |
なし |
clear() | NN 2 IE 3 DOM なし |
現在のドキュメントをウィンドウまたはフレームから削除します。通常の場合、新しいコンテンツを書き出すために新規ストリームを開くための準備としてこの操作を行います。document.write() および document.writeln() の各メソッドは、このメソッドを自動的に呼び出します。初期のブラウザでは document.clear() メソッドに関するバグが多く発生しました。このメソッドはなるべく使用せず、ドキュメント書き出しメソッドに操作を任せるのが理想的です。このメソッドは、W3C の DOM からは明示的に削除されています。 |
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パラメータ | |
なし |
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戻り値 | |
なし |
close() | NN 2 IE 3 DOM 1 |
ウィンドウまたはフレームへのドキュメント書き出しストリームを閉じます。スクリプトが document.write() または document.writeln() を使ってウィンドウやフレーム用にまったく新しいコンテンツを作成する場合、document.close() メソッドを追加してドキュメントにコンテンツ全体が書き出されるようにする必要があります。このメソッドを含めないと、コンテンツの一部が書き出されないことがあります。このメソッドは、ウィンドウやフレームに次のドキュメント書き出しメソッドを使ってまったく新しいコンテンツを表示する際の準備としても使用されます。ただし、ドキュメント書き出しメソッドを使って、サーバーから読み込み中のページに動的なコンテンツを作成する場合には、document.close() を使用しないでください。 |
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パラメータ | |
なし |
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戻り値 | |
なし |
createAttribute() | NN 6 IE 5(Mac)/6(Win) DOM 1 |
createAttribute("attributeName") | |
属性ノード (Attr オブジェクト) のインスタンスをメモリ内に生成します。一般的には、まず属性を作成してから、nodeValue プロパティを介してこれに値を設定し、setAttributeNode() メソッドを介して要素の属性リストに Attr ノードを挿入するという順序になります。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
Attr ノードオブジェクトへの参照 |
createAttributeNS() | NN 6 IE なし DOM 2 |
createAttributeNS("namespaceURI"、"qualifiedName") | |
外部の名前空間で名前が定義されている属性ノード (Attr オブジェクト) のインスタンスをメモリ内に生成します。一般的には、まず属性を作成してから、nodeValue プロパティを介してこれに値を設定し、setAttributeNodeNS() メソッドを介して要素の属性リストに Attr ノードを挿入するという順序になります。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
Attr ノードオブジェクトへの参照 |
createCDATASection() | NN 6 IE 5(Mac) DOM 1 |
createCDATASection("data") | |
XML (XHTML を含む) ドキュメント内にある文字データセクションのノード (CDATASection オブジェクト) のインスタンスをメモリ内に生成します。Netscape 7 での実装は完全ではありません。 |
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パラメータ | |
|
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戻り値 | |
CDATASection ノードオブジェクトへの参照 |
createComment() | NN 6 IE 5(Mac)/6(Win) DOM 1 |
createComment("commentText") | |
コメントノード (nodeValue が 8 に設定されている Comment オブジェクト) のインスタンスをメモリ内に生成します。一般的には、まず Comment ノードを作成してから、いずれかのノードの appendChild() メソッドまたは insertBefore() メソッドを介して、ドキュメントツリー上の目的の位置にこれを挿入するという順序になります。Macintosh 版 IE 5 での実装は部分的に留まっています。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
Comment ノードオブジェクトへの参照 |
createDocumentFragment() | NN 6 IE 5(Mac)/6(Win) DOM 1 |
空のドキュメントフラグメントノード (DocumentFragment オブジェクト) のインスタンスをメモリ内に生成します。このノードは、最終的にドキュメントツリーに追加または挿入することになる一連のノードをまとめるための任意のホルダーとなります。詳細については、DocumentFragment オブジェクトを参照してください。 |
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パラメータ | |
なし |
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戻り値 | |
DocumentFragment ノードオブジェクトへの参照 |
createElement() | NN 6 IE 4 DOM 1 |
createElement("tagName") | |
メソッドにパラメータとして渡されるタグに関連付けられている要素オブジェクトのインスタンスをメモリ内に生成します。このメソッドの対象は IE 4 の area、img、および option 要素に限られますが、いずれの要素も対応ブラウザでは許容されています。新たに作成された要素は、属性値がなく (DTD に基づいて何らかの既定値が与えられている場合を除く)、ドキュメントツリーにも組み込まれていません。まず、属性 (input 要素には type、またすべての要素に id) を割り当て、ドキュメントツリーに追加または挿入します。この手順は、新規コンテンツを生成するために、W3C の DOM で採用されている方式です。IE および Netscape 6 に実装されている innerHTML の簡易プロパティに代わる方式となります。 |
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パラメータ | |
|
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戻り値 | |
要素オブジェクトへの参照 |
createElementNS() | NN 6 IE なし DOM 2 |
createElementNS("namespaceURI", "qualifiedName") | |
メソッドのパラメータの一部として渡される、名前空間、ラベル、およびタグに関連付けられている要素オブジェクトのインスタンスをメモリ内に生成します。新たに作成された要素は、属性値がなく (DTD に基づいて何らかの既定値が与えられている場合を除く)、ドキュメントツリーにも組み込まれていません。まず、属性 (input 要素には type、またすべての要素に id) を割り当て、ドキュメントツリーに追加または挿入します。 |
|
パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
要素オブジェクトへの参照 |
createEntityReference() | NN 6 IE 5 (Mac) DOM 1 |
createEntityReference("entityName") | |
XML ドキュメント内にあるエンティティ参照ノードオブジェクトのインスタンスをメモリ内に生成します。Macintosh 版 IE 5 と Netscape 7 での実装は部分的に留まっています。 |
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パラメータ | |
|
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戻り値 | |
エンティティ参照ノードオブジェクトへの参照 |
createEvent() | NN 6 IE なし DOM 2 |
createEvent("eventType") | |
特定のイベントカテゴリに属する W3C DOM の Event オブジェクトのインスタンスをメモリ内に生成します。汎用イベントを作成した後は、いずれかの初期化メソッドを使用して、イベントカテゴリに適切な他のプロパティと共に、特定のイベントタイプとして初期化する必要があります。次の手順は、mousedown イベントを作成して要素に送っています。 |
|
このようなイベントを dispatchEvent() メソッドを介して要素へ渡した場合、要素のイベントリスナーでは、ユーザーのマウスクリックによってイベントが生成された場合と同様に、イベントを処理することが可能になります。 |
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パラメータ | |
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戻り値 | |
Event オブジェクトへの参照 |
createEventObject() | NN なし IE 5.5(Win) DOM なし |
createEventObject([existingEventObject]) | |
空の IE DOM event オブジェクトのインスタンスをメモリ内に生成します。汎用イベントを作成した後、そのプロパティに適切な値を設定することがイベントの処理に役立ちます。このイベントは、要素の fireEvent() メソッドに対するパラメータとして機能し、この時点でイベントタイプとイベントが関連付けられます。次の手順は、mousedown イベントを作成して要素に送っています。 |
|
また、既存のイベントオブジェクトをスクリプト生成イベントのモデルとして使用することもできます。現在の event オブジェクトを createEventObject() メソッドのパラメータとして渡した上で、新しいオブジェクトのプロパティを適切なものに修正します。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
event オブジェクトへの参照 |
createNodeIterator() | NN なし IE なし DOM 2 | |||||||||||||
createNodeIterator(rootNode, whatToShow, filterFunction, entityRefExpansion) | ||||||||||||||
NodeIterator オブジェクトのインスタンスをメモリ内に生成します。このメソッドには、Netscape 7 に実装されている createTreeWalker() メソッドと同じパラメータセットがあります。 |
||||||||||||||
パラメータ | ||||||||||||||
NodeIterator オブジェクトはノードリストを階層構造で保持しないため、NodeFilter.FILTER_REJECT や NodeFilter.FILTER_SKIP がノードに渡す値によって、子ノードに影響が及ぶことはありません。この種の関数の例については、TreeWalker オブジェクトを参照してください。 |
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|
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||||||||||||||
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||||||||||||||
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||||||||||||||
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||||||||||||||
戻り値 | ||||||||||||||
NodeIterator オブジェクトへの参照 |
createProcessingInstruction() | NN 6 IE 5 (Mac) DOM 1 |
createProcessingInstruction("target", "data") | |
XML ドキュメント内にあるプロセッシングインストラクションノードオブジェクトのインスタンスをメモリ内に生成します。Macintosh 版 IE 5 と Netscape 7 での実装は部分的に留まっています。 |
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パラメータ | |
|
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戻り値 | |
プロセッシングインストラクションノードオブジェクトへの参照 |
createRange() | NN 6 IE なし DOM 2 |
空白の Range オブジェクトを作成します。境界点は表示される body 要素のテキストの先頭文字の直前で折り返します。このメソッドが返す Range オブジェクトへの参照を使用することにより、境界点の調整やメソッドの呼び出しなどの操作が可能です。言語機能の詳細については Range オブジェクトを参照してください。 |
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パラメータ | |
なし |
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戻り値 | |
W3C DOM の Range オブジェクトへの参照 |
createStyleSheet() | NN なし IE 4 DOM なし |
createStyleSheet(["url"[, index]]) | |
このメソッドは、Windows 版 IE と Macintosh 版 IE とで同じアクションを実行しますが、戻り値が異なります。さらに、このメソッドで渡されるパラメータによって、ドキュメントツリー内の特定のアクションも異なります。パラメータが含まれていない場合には、ドキュメントツリーに空白の style 要素を挿入します。ただし、この style 要素は、ユーザーがオブジェクトにスタイル規則を追加するまでは、document.styleSheets コレクションに反映されません。これに対し、最初のパラメータとして外部の .css ファイルの URL を指定した場合には、メソッドにより link 要素が作成され、ドキュメントのヘッダ部分に挿入されて、外部のスタイル規則が直ちに有効になります。 |
|
Windows 版 IE は常に styleSheet オブジェクトへの参照を返します。Macintosh 版 IE は新たに挿入された要素への参照を返し、これがパラメータの構成に応じて、style 要素または link 要素となります。挿入された style 要素への参照は、規則を追加する際にも役立ちます。これは、ユーザーが styleSheet オブジェクトを参照できないためです。OS 間の互換性を保つためには、外部のスタイルシートに対してはこのメソッドのみを使用することが最善の方法です。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
Windows の場合は styleSheet オブジェクトへの参照、Macintosh 版 IE 5 以降の場合は style または link 要素オブジェクトへの参照 |
createTextNode() | NN 6 IE 5 DOM 1 |
createTextNode("text") | |
パラメータとして渡されるタグなしテキストで構成される nodeValue を持つテキストノード (W3C DOM の Text オブジェクト) のインスタンスをメモリ内に作成します。新たに作成したテキストノードは、ドキュメントツリーにはまだ追加されていません。ノードを、ドキュメントツリー、または後にドキュメントを挿入するためにまとめるドキュメントフラグメントに追加または挿入します。この手順は、新規コンテンツを生成するために、W3C の DOM で採用されている方式です。IE に実装されている innerText の簡易プロパティに代わる方式となります。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
テキストノードオブジェクトへの参照 |
createTreeWalker() | NN 7 IE なし DOM 2 | |||||||||||||
createTreeWalker(rootNode, whatToShow, filterFunction, entityRefExpansion) | ||||||||||||||
TreeWalker オブジェクトのインスタンスをメモリ内に生成します。 |
||||||||||||||
パラメータ | ||||||||||||||
戻り値が NodeFilter.FILTER_SKIP の場合は、世代をスキップした子孫ノードも TreeWalker ノードリストの要素に加わることが可能な場合があります (ただし、他のフィルタによる除外対象にならないことが前提)。戻り値が NodeFilter.FILTER_REJECT の場合は、テスト中のノードとその子孫ノードの両方が TreeWalker オブジェクトの要素の対象から除外されます。この種の関数の例については、TreeWalker オブジェクトを参照してください。 |
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||||||||||||||
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||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
戻り値 | ||||||||||||||
TreeWalker オブジェクトへの参照 |
elementFromPoint() | NN なし IE 4 DOM なし |
elementFromPoint(x, y) | |
x (横方向の位置) および y (縦方向の位置) の各パラメータでピクセル数により指定された座標位置にあるオブジェクトへの参照を返します。要素が認識されるには、その要素がマウスイベントに対応している必要があります。同じ位置に複数の要素がある場合、zIndex の値が一番大きい要素が返され、zIndex の値も同じ場合にはソースコードで最後にある要素が返されます。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
要素オブジェクトへの参照 |
execCommand() | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
execCommand("commandName"[, UIFlag[, value]]) | |
execCommand() メソッドは指定のコマンドを実行します。Win32 版 IE のみで使用できます。コマンドを実行するには、通常 TextRange オブジェクトを作成して挿入ポイントを作成する必要があります。コマンドのリストについては、付録 Dを参照してください。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
ブール値。コマンドの実行に成功した場合は true、失敗した場合は false です。 |
getAnonymousElementByAttribute() | |
addBinding() を参照してください。 |
getAnonymousNodes() | |
addBinding() を参照してください。 |
getBindingParent() | |
addBinding() を参照してください。 |
getElementById() | NN 6 IE 5 DOM 1 |
getElementById("elementID") | |
ドキュメントツリーの中でパラメータと一致する id 属性値を持つ要素ノードへの参照を返します。一致する要素がない場合は、null を返します。このメソッドは、大文字と小文字を区別して名前を入力する必要があり煩雑ですが、W3C DOM 対応のブラウザでスクリプトが要素オブジェクトと通信するときは、このメソッドを介して行われます。 |
|
パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
要素ノードオブジェクトへの参照 |
getElementsByName() | NN 6 IE 5 DOM 1 |
getElementsByName("elementName") | |
ドキュメントツリーの中でパラメータと一致する name 属性値を持つすべての要素ノードへの参照の配列を返します。一致する要素がない場合は、null を返します。要素で name 属性と id 属性の両方がサポートされている場合は、パラメータ値で id 属性のみを指定したときも、Windows 版 IE が返す配列にはその要素が含まれます。Macintosh 版 IE と Netscape 6 の場合は、パラメータ値で明示的に指定されている name 属性を持つ要素のみが一致します。 |
|
パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
要素ノードオブジェクトへの参照の配列 |
getSelection() | NN 4 IE なし DOM なし |
Navigator 4 の場合、このメソッドでドキュメント内の現在の選択テキストを取得します。Netscape 6 では、このメソッドの代わりに window.getSelection() メソッドの使用が推奨されています。window.getSelection() メソッドは、単なるテキストではなく selection オブジェクトを返します。document オブジェクトから呼び出すと、JavaScript Console のウィンドウに警告が表示されますが、定義済みの例外は投げられません。Internet Explorer では、selection プロパティを読み取ることで同様の処理を行います。 |
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パラメータ | |
なし |
|
戻り値 | |
文字列 |
handleEvent() | NN |4| IE なし DOM なし |
handleEvent(event) | |
メソッドにパラメータとして指定された、Navigator 4 でのみ有効なイベントを受け取って処理するように document オブジェクトに指示します。指定のイベントを処理するには、オブジェクトが適切なタイプのイベントハンドラーを持っている必要があります。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
なし |
hasFocus() | NN なし IE 6 DOM なし |
ドキュメントまたはドキュメント内の要素にフォーカスがあるときに、ブール値 true を返します。setTimeout() で呼び出される関数などのバックグラウンドプロセスにより、ドキュメントのウィンドウが現在デスクトップ上の前面にあるかどうかを確認できます。 |
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パラメータ | |
なし |
|
戻り値 | |
true または false のブール値 |
importNode() | NN 6 IE なし DOM 2 |
importNode(nodeReference、deepBoolean) | |
読み込まれている別のドキュメントから現在のドキュメントにノードオブジェクトをインポートします。この時点ではまだ、ノードはドキュメントツリーにはインポートされません。importNode() の動作は多くの点で cloneNode() と類似していますが、importNode() では、ソースノードが全く別のドキュメントツリーのコンテキスト (特に XML ドキュメントなど) 内に存在することが前提となっています。このメソッドに関する W3C DOM の仕様では、ソースノードのうちどのプロパティと属性がインポートされるのか、またインポート先でこれらのプロパティと属性に対してどのような処理が行われるかが定義されています。たとえば、Attr ノードをあるドキュメントの要素から新たなドキュメントにフラグメントに似た状態でインポートすると、新たなドキュメントの要素にその属性を追加するまでの間、その ownerElement は失われたままになります (つまり値が null になります)。Document および DocumentType タイプをインポートすることはできません。 |
|
importNode() メソッドはドキュメント間の整合性には関知しません。このような用途には JavaScript の変数が効果を発揮します。cloneNode() と同様、importNode() メソッドもソースノードを変更することはありません。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
インポートするノードオブジェクトへの参照 |
loadBindingDocument() | |
addBinding() を参照してください。 |
open() | NN 2 IE 3 DOM 1 |
open(["MIMEType"][, "replace"]) | |
現在のウィンドウまたはフレームに書き出す出力ストリームを開きます。document.clear() が呼び出されていない場合、document.open() メソッドにより document.clear() が自動的に呼び出されます。初期バージョンのブラウザではバグが多いため、このメソッドの動作を確実にするためには document.write() や document.writeln() を使用することをお勧めします。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
なし |
queryCommandEnabled() | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
queryCommandEnabled("commandName") | |
ドキュメントや選択部分の現在のステートに対してコマンドが呼び出し可能かどうかを示します。Win32 版 IE 4 のみで使用できます。 |
|
パラメータ | |
|
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戻り値 | |
ブール値。呼び出し可能な場合は true、不可能な場合は false です。 |
queryCommandIndeterm() | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
queryCommandIndeterm("commandName") | |
コマンドが indeterminate ステートかどうかを示します。Win32 版 IE 4 のみで使用できます。 |
|
パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
true または false のブール値 |
queryCommandState() | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
queryCommandState("commandName") | |
指定されたコマンドの現在のステートを調べます。Win32 版 IE 4 のみで使用できます。 |
|
パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
コマンドが完了している場合は true、完了していない場合は false、ステートが不明の場合は null です。 |
queryCommandSupported() | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
queryCommandSupported("commandName") | |
指定のコマンドがこのドキュメントオブジェクトによってサポートされるかどうかを調べます。Win32 版 IE 4 のみで使用できます。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
true または false のブール値 |
queryCommandText() | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
queryCommandText("commandName") | |
コマンドに関連付けられているテキストを返します。Win32 版 IE 4 のみで使用できます。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
文字列 |
queryCommandValue() | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
queryCommandValue("commandName") | |
選択部分のフォントなど、コマンドに関連付けられている値を返します。Win32 版 IE 4 のみで使用できます。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
コマンドによって異なります。 |
recalc() | NN なし IE 5(Win) DOM なし |
recalc([allBoolean]) | |
setExpression() メソッドで要素の属性に設定されている式の再計算を行います。関連する値に変更があってもユーザーの操作により自動的な再計算が行われない場合にのみ必要です。 |
|
パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
なし |
releaseEvents() | NN 4 IE なし DOM なし |
releaseEvents(eventTypeList) | |
このメソッドは document.captureEvents() の逆の動作をします。パラメータリストで指定されたイベントに対して、ドキュメントレベルでのイベントキャプチャをオフにします。Netscape 6 では、このメソッドの動作は W3C DOM の document オブジェクトの removeEventListener() メソッドと同じです。第 6 章を参照してください。 |
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パラメータ | |
|
|
戻り値 | |
なし |
removeBinding() | |
addBinding() を参照してください。 |
routeEvent() | NN 4 IE なし DOM なし |
routeEvent(event) | |
イベントハンドラー関数の中で使用するメソッドで、イベントをそのターゲットオブジェクトに渡すように Navigator 4 に指示します。Netscape 6 では、このメソッドによりエラーが発生することはありませんが、何のアクションも実行されません。 |
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パラメータ | |
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戻り値 | |
なし |
write()、writeln() | NN 2 IE 3 DOM なし |
write("string1"[, ..."stringN"]) writeln("string1"[, ..."stringN"]) | |
これらのメソッドをページの読み込み中に呼び出すと、ページに動的にコンテンツを追加できます。ページの読み込み完了後に呼び出した場合、1 回の呼び出しで現在のドキュメントをクリアし、新しい出力ストリームを開き、コンテンツをウィンドウやフレームに書き出すことができます。この後には document.close() メソッドが必要です。1 回目に呼び出された document.write() または document.writeln() メソッドは現在のドキュメントを削除するので、新しいドキュメントを作成するのに 2 つ以上の書き出しステートメントを使用しないでください。書き出しステートメントの数を 2 つに抑えるには、コンテンツを 1 つの変数に読み込んでから、それを 1 つの document.write() または document.writeln() メソッドにパラメータとして渡します。 |
|
Navigator の場合、<script> タグで document.write() を使用するときは注意が必要です。Navigator は、スクリプト終了タグが出現すると、この書き出しを行うスクリプトが終了すると解釈するためです。意図した処理を行うようにするには、スクリプト終了タグを次のように複数の文字列部分に分割して記述します。 |
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スクリプトを隠すときに利用するコメント行の場合は、次のように記述します。 |
|
document.writeln() は document.write() と異なり、ドキュメントに書き出すソースコードに改行を追加します。これは表示されたコンテンツには反映されませんが、動的なコンテンツソースの表示をサポートするブラウザでは、動的なソースコードが読みやすくなります。これは Navigator 4 ではソースを表示するウィンドウの wysiwyg: URL として行われます。 |
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パラメータ | |
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戻り値 | |
なし |
readyState | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
オブジェクトのコンテンツにおける現在のダウンロードステータスを返します。ユーザーイベントによって呼び出されたスクリプトなどがドキュメントの読み込み中にアクションを行う可能性があり、ページ全体の読み込みが終了するまでは他のアクションを避ける必要がある場合は、このプロパティで読み込みの進行状況を調べることができます。その場合、条件テストでこのプロパティの値を使用してください。この値は、読み込みの最中でも、ダウンロードステータスが変わればそれに合わせて変更されます。プロパティ値が変わると、onReadyStateChange イベントが呼び出されますが、このイベントはバブルアップしません。 |
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このプロパティは、IE 4 で導入された時点では、document、embed、img、link、object、script、style の各オブジェクトでのみ使用できました。IE 5 では、すべての HTML 要素オブジェクトに使用できます。 |
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例 | |
if (document.readyState == "loading") { //statements for alternate handling while loading } |
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値 | |
object 要素以外のすべての要素については、uninitialized、loading、loaded、interactive、complete のいずれかの値を示す文字列。要素によっては読み込みが完了していないコンテンツでもユーザー操作を許可しますが、その場合は、読み込みが完了するまでこのプロパティが interactive を返すことがあります。すべての要素タイプにおいて、読み込み中にすべての値が順序どおりに返されるわけではありません。object 要素は、これら 5 つのステートに対応した数値を返します。数値の範囲は、0 (uninitialized) から 4 (complete) です。 |
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既定値 | |
なし |
title | NN 6 IE 4 DOM 1 |
読み書き | |
要素の助言的な説明を示します。ページ上で実際に表示される要素の場合は、カーソルが要素の上に置かれたときに、ブラウザはこのプロパティ値をフローティングテキストラベルとして一時的に表示します。このラベルのサイズ、フォント特性、および色は、スクリプトでは制御できません。 |
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例 | |
document.getElementById("elementID").title = "Hot stuff!";
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値 | |
文字列 |
|
既定値 | |
空の文字列 |