ページを自動的にリダイレクトさせています | |
WAI / WCAG 1.0 優先度2 チェックポイント 7.5 | |
概要 Webページは一定の時間が経過すると自動的にリダイレクトされ、新しいWebページが読み込まれて表示されます。このビヘイビアを削除すべきです。 |
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修正方法
ブラウザでユーザーがそういった自動更新機能をオフにできるようになるまでは、自動更新や自動リダイレクトを使わないでください。もし、自動リダイレクトが必要ならば、サーバ側でリダイレクトするようにしてください。こうすることで、Webページはユーザーがサーバにページをリクエストした結果としてのみ変わるので、Webページのアクセシビリティには影響がありません。もし、これができない場合は、ユーザーにこのWebページおよび自動的に読み込まれる新しいWebページにある各アイテムにアクセスして利用できる手段を提供すべきです。そうすることで、その2つのページが切り替わったとしても、ユーザーはそれらのアイテムにアクセスすることができます。 ブラウザでユーザーがそういった自動更新機能をオフにできるようになるまでは、自動更新や自動リダイレクトを使わないでください。 もし、自動リダイレクトが必要ならば、サーバ側でリダイレクトするようにしてください。こうすることで、Webページはユーザーが明らかに自分で(再)読み込みした結果としてのみ変わるので、Webページのアクセシビリティには影響がありません。 もし、こういった対処が不可能で、かつリダイレクトさせるmetaタグが必要な場合は、元のページとリダイレクト後のページの双方に、それぞれのページへのリンクを提供するのがベストです。そうすることで、もし、リダイレクトが早すぎた場合には、ユーザーは少なくとも元のページに戻ることができます。また、リダイレクトするのが遅すぎる場合は、ユーザーは自分の意志でリダイレクト後のページへ移動することが可能です。 この解決方法は、metaタグのリダイレクトを単独で用いるだけよりはユーザビリティがありますが、それでもガイドラインのチェックポイントの要件を満たしていないので注意してください。 |
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解説 自動的に更新されるWebページは、障害のあるユーザーやノーマルなインタラクションができない支援技術を使用しているユーザーにとって、重大な問題を引き起こすことがあります。 身体障害のあるユーザーは、ページが変化する前に、そのコンテンツやナビゲーションを迅速かつ正確に移動できないかもしれません。何らかの理由でページを読むのが遅いユーザー、インターネット接続スピードの遅い回線を使用しているユーザー、あるいは読む速度が遅くなってしまうような小さい画面を使っているユーザーなど、身体障害のないユーザーもまた問題に直面するかもしれません。 ブラウザでユーザーがそういった自動更新機能をオフにできるようになるまでは、自動更新を使わないでください。 |