bodyNN 6 IE 4 DOM 1

body オブジェクトは body 要素に対応するオブジェクトであり、document オブジェクトとは異なります。body オブジェクトは要素とそれにネストされているコンテンツのみを参照します。また、HTML ページ内には、1 つの body 要素しか存在しません。このため IE と W3C の DOM はいずれも、このオブジェクトの参照を簡略化する document.body を用意しています。<body> タグ内の属性としてここに示しているイベントハンドラーは、(document.eventName のようなプロパティ形式での参照が示すように) 実際にはドキュメントレベルのイベントです。Macintosh 版 IE には、すべての要素オブジェクトを持つ client プロパティおよび scroll プロパティのセットはありませんが、body オブジェクトでこれらのプロパティが定義されています。

 

Microsoft の Windows 版 IE 6 においては、標準準拠モード (第 8 章の DOCTYPE 要素を参照) を実現することを目指し、Netscape の window.innerHeight プロパティおよび window.innerWidth プロパティと同様の効果を得るために、body 要素の clientHeight プロパティと clientWidth プロパティを使用するという従来の便宜的な方式が廃止されています。標準準拠モード (document.compatMode == "CSS1Compat") においてこれらの値を参照するには、html 要素の clientHeight プロパティおよび clientWidth プロパティを使用します。参照は次のように簡略化されます。

document.body.parentNode.clientHeight
document.body.parentNode.clientWidth
 
相当する HTML コード
 
<body>
 
オブジェクト参照
 
[window.]document.body
 
オブジェクト固有のプロパティ
 
alinkbackgroundbgColorbgPropertiesbottomMargin
leftMarginlinknoWraprightMarginscroll
texttopMarginvLink
 
オブジェクト固有のメソッド
 
createTextRange()
 
オブジェクト固有のイベントハンドラープロパティ
 
ハンドラーWindows 版 IEMacintosh 版 IENNW3C DOM
onafterprint5なしなしなし
onbeforeprint5なしなしなし
onbeforeunload4なしなしなし
onload33.0122
onselectなしなし6なし
onunload33.0122
backgroundNN 6 IE 4 DOM 1

読み書き

ドキュメント全体の背景イメージの URL を示します。要素に bgColor が設定されている場合、イメージの読み込みが失敗した際にはその背景色が表示されます。正常に読み込まれた場合は背景色の上にイメージが表示されます。

 
 
document.body.background = "images/watermark.jpg";
 

背景イメージファイルの絶対 URL または相対 URL

 
既定値

なし

bgColorNN 6 IE 4 DOM 1

読み書き

要素の背景色を示します。bgcolor 属性や bgColor プロパティの設定に色の名前の英単語を使用した場合でも、戻り値では常に RGB 値の 16 進数表記が返されます。

 
 
document.body.bgColor = "yellow";
 

RGB 値の 16 進数表記または色の名前の英単語。使用できる色の名前については、付録 A を参照してください。

 
既定値

ブラウザと OS によって異なります。

bgPropertiesNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

ユーザーがページをスクロールした場合に背景イメージを固定するか (fixed)、ページと一緒にスクロールするか (scroll) を示します。背景イメージを固定すると、コンテンツをスクロールしても背景イメージが映画のクレジット背景のように固定されて表示されます。

 
 
document.body.bgProperties = "fixed";
 

空の文字列 (通常のスクロール動作)、または定数値を示す文字列 fixed。大文字と小文字は区別されません。

 
既定値

空の文字列

bottomMarginNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

コンテンツの最後からスクロール可能なページの一番下までの空白の量を示します。コンテンツの長さやウィンドウのサイズの設定によってウィンドウがスクロールしない場合には、この設定は効果がありません。デフォルトではコンテンツの最後がドキュメントの最後と一致するように設定されていますが、Macintosh 版 IE では、このプロパティが 0 に設定されている場合でも、約 10 ピクセルのマージンが追加されて表示されます。0 より大きい値を設定した場合はそのとおりに表示されます。このプロパティは、body 要素オブジェクトにスタイルシートの marginBottom プロパティを設定するのと同じ役目を果たします。

 
 
document.body.bottomMargin = 20;
 

ドキュメントの一番下に表示する空白の量をピクセル数で示す 0 以上の整数

 
既定値

0

leftMarginNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

ブラウザウィンドウまたはフレーム内の body 要素の左マージンの幅を、ピクセル数で示します。デフォルトでは、コンテンツとウィンドウの左端に間隔を空けるため、ブラウザが小さなマージンを挿入します。このプロパティに空の文字列を設定すると、0 に設定した場合と同じ動作になります。

 
 
document.body.leftMargin = 16;
 

ピクセル数を示す整数

 
既定値

Windows の場合は 10、Macintosh の場合は 8

noWrapNN なし IE 4 DOM 1

読み書き

ブラウザが body 要素内にあるコンテンツを表示するときに、改行なしのテキスト 1 行分を折り返さずに表示するかどうかを示します。この属性をあまり多用すると、コンテンツを{覧するためにページ上で横方向のスクロールを何度も行う必要があり、ユーザーにとっては不便な結果となります。

 
 
document.body.noWrap = "true";
 

true または false のブール値

 
既定値

false

rightMarginNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

ブラウザウィンドウまたはフレーム内の body 要素の右マージンの幅を、ピクセル数で示します。デフォルトでは、コンテンツとウィンドウの右端に間隔を空けるため、Macintosh 版以外のブラウザでは小さなマージンが挿入されます。このプロパティに空の文字列を設定すると、0 に設定した場合と同じ動作になります。

 
 
document.body.leftMargin = 16;
 

ピクセル数を示す整数

 
既定値

Windows の場合は 10、Macintosh の場合は 0

scrollNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

コンテンツがウィンドウサイズに収まらない場合に、ウィンドウまたはフレームにスクロールバーを表示するかどうかを示します。標準準拠の DOCTYPE 定義 (第 8 章を参照) が指定されているドキュメントでは、body 要素を変更しても scroll プロパティに変化はありません。また Microsoft のデベロッパー用マニュアルに記載されているように、html 要素オブジェクトもこのプロパティを取得しません。

 
 
document.body.scroll = "no";
 

ブール値ではなく、yesnoauto のいずれかの文字列を指定します。

 
既定値

yes

textNN 6 IE 4 DOM 1

読み書き

ドキュメントの{文全体のテキストに使用する色を示します。これは前景色に相当します。

 
 
document.body.text = "darkred";
 

RGB 値の 16 進数表記または色の名前の英単語。使用できる色の名前については、付録 A を参照してください。

 
既定値

ブラウザの既定値 (ユーザー指定可)

topMarginNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

ブラウザウィンドウまたはフレーム内の body 要素の上マージンの幅を、ピクセル数で示します。デフォルトでは、コンテンツとウィンドウの上端に間隔を空けるため、ブラウザが小さなマージンを挿入します。このプロパティに空の文字列を設定すると、0 に設定した場合と同じ動作になります。

 
 
document.body.topMargin = 16;
 

ピクセル数を示す整数

 
既定値

Windows の場合は 15、Macintosh の場合は 8

createTextRange()NN なし IE 4(Win) DOM なし

現在の要素の表示されているテキストコンテンツから、TextRange オブジェクトを作成します。詳細については、TextRange オブジェクトを参照してください。

 
パラメータ

なし

 
戻り値

TextRange オブジェクト

accessKeyNN なし IE 4 DOM 1

読み書き

要素にフォーカスを移動するため (一部のブラウザ)、またはフォームコントロールやリンクアクションをアクティブにするための単一の文字キーです。リンクをアクティブにするためにアクセスキーと一緒に修飾キー (CtrlAlt、または Command) を押す必要があるかどうかは、使用するブラウザと OS によって決まります。Windows 版 IE 5 以降および Netscape 6 では、Alt キーを押す必要があり、文字キーの大文字と小文字は区別されません。Macintosh 版 IE 5 以降および Netscape 6 では、アクションを実行するには Ctrl キーを押す必要があります。

 

広く使用されている共通プロパティとしてここに記載されていますが、厳密にはすべての実装に当てはまるわけではありません。Netscape 6 (W3C DOM の場合) では、このプロパティが認識される要素は、aareabuttoninputlabellegend、および textarea だけです。IE 4 では、これに appletbodydivembedisindexmarqueeobjectselectspantable、および td が追加されています。ただし、label および legend は削除されました。IE 5 では、他のすべての表示可能な要素が追加されていますが、注意が必要です。input 要素とその他のフォーム関連要素の場合を除き、IE 5 以降ではアクセラレータキーの組み合わせで要素にフォーカスを移動するには、要素に tabindex 属性および tabIndex プロパティ値も (すべての値が 0 の場合でも) 指定する必要があります。Netscape では現在のバージョン 7 で、スクリプトによってプロパティ値を変更しても、UI のビヘイビアは変更されません。

 
 
document.links[3].accessKey = "n";
 

単一の英数字および句読点を示すキー{ード文字

 
既定値

空の文字列

clientHeight、clientWidthNN 7 IE 4 DOM なし

読み取り専用

これらのプロパティは、要素のコンテンツの高さと幅を示します。ただし、IE では OS ごとのバージョンや、DOCTYPE 宣言によって切り替えられる互換モードによって、要素の余白がわずかに異なります。Macintosh 版 IE では、すべての要素タイプで使用できません。Netscape 7 では、要素のコンテンツが表示可能領域に収まる場合、値が 0 になります。表示領域に収まらない場合、値は表示可能領域のサイズとなります。たとえば、document.body 要素に対するブラウザウィンドウのコンテンツ領域です。詳細については、{章の 9.2 節を参照してください。

 
 
var midHeight = document.body.clientHeight/2;
 

ピクセル数を示す整数

 
既定値

0

clientHeight、clientWidthNN 7 IE 4 DOM なし

読み取り専用

これらのプロパティは、要素のコンテンツの高さと幅を示します。ただし、IE では OS ごとのバージョンや、DOCTYPE 宣言によって切り替えられる互換モードによって、要素の余白がわずかに異なります。Macintosh 版 IE では、すべての要素タイプで使用できません。Netscape 7 では、要素のコンテンツが表示可能領域に収まる場合、値が 0 になります。表示領域に収まらない場合、値は表示可能領域のサイズとなります。たとえば、document.body 要素に対するブラウザウィンドウのコンテンツ領域です。詳細については、{章の 9.2 節を参照してください。

 
 
var midHeight = document.body.clientHeight/2;
 

ピクセル数を示す整数

 
既定値

0

clientLeft、clientTopNN なし IE 4 DOM なし

読み取り専用

これらのプロパティは、要素の余白を含む領域内での、要素コンテンツの左上隅の座標を示します。ただし、IE では OS ごとのバージョンによって、わずかに値が異なります。Macintosh 版 IE では、すべての要素タイプで使用できません。詳細については、{章の 9.2 節を参照してください。offsetLeft プロパティと offsetTop プロパティ (Netscape 6 も含む) を使用すると、インライン要素の配置に関してより有用な情報が得られます。要素の位置変更など、CSS によって配置されている要素に対しては、lefttop、および pixelLeftpixelTop (IE のみ) などの style オブジェクトプロパティを使用してください。

 

ピクセル数を示す整数

 
既定値

0

clientLeft、clientTopNN なし IE 4 DOM なし

読み取り専用

これらのプロパティは、要素の余白を含む領域内での、要素コンテンツの左上隅の座標を示します。ただし、IE では OS ごとのバージョンによって、わずかに値が異なります。Macintosh 版 IE では、すべての要素タイプで使用できません。詳細については、{章の 9.2 節を参照してください。offsetLeft プロパティと offsetTop プロパティ (Netscape 6 も含む) を使用すると、インライン要素の配置に関してより有用な情報が得られます。要素の位置変更など、CSS によって配置されている要素に対しては、lefttop、および pixelLeftpixelTop (IE のみ) などの style オブジェクトプロパティを使用してください。

 

ピクセル数を示す整数

 
既定値

0

isTextEditNN なし IE 4 DOM なし

読み取り専用

Windows 版 IE の TextRange オブジェクトを createTextRange() メソッドを使用して作成する際に要素を使用できるかどうかを示します。コンテンツのテキスト範囲を設定できるのは、bodybutton、テキストタイプ inputtextarea の各要素のみです。

 
 
if (document.getElementById("elementID").isTextEdit) {
		    var rng = document.getElementById("elementID").createTextRange();
		}
 

true または false のブール値

 
既定値

要素の既定値

recordNumberNN なし IE 4 DOM なし

読み取り専用

IE のデータバインディングと共に使用して、データセットにあるレコードのうち、要素 (データバインディングによってコンテンツが取得された要素) を生成したレコードを表す整数を返します。このプロパティの値を使用して、ADO (Active Data Objects) レコードセットから特定のレコードを検索できます。詳細については、recordset プロパティを参照してください。このプロパティはすべての IE 要素オブジェクトに定義されていますが、データバインディングに関連する他のプロパティは要素のサブセットに属しています。

 
 
<script for="tableTemplate" event="onclick">
		    myDataCollection.recordset.absoluteposition = this.recordNumber;
		    ...
		</script>
 

整数

 
既定値

null

scrollHeight、scrollWidthNN 7 IE 4 DOM なし

読み取り専用

これらのプロパティは、要素のピクセル長を返します。ブラウザウィンドウの表示領域よりも大きい要素を含みます。元は、スクロールした要素および要素のスクロールに影響を与えた要素 (bodybuttoncaptiondivfieldsetlegendmarquee、および textarea) に対して IE 4 で実装されました。要素で表示される部分のみのサイズを返す、スクロール可能な要素に対する clientHeight プロパティおよび clientWidth プロパティと対照的です。ただし、Macintosh 版 IE では scroll- プロパティの解釈が異なり、表示される部分のサイズが返されます。

 

Windows 版 IE 5 からは、すべての HTML 要素がこれらのプロパティを持つようになり、スクロールしない要素の値は、offsetHeight プロパティおよび offsetWidth プロパティと同じになります。Netscape 7 では、すべての要素に対してこれらのプロパティが実装され、表示されるかどうかに関係なく、要素の高さと幅が返されます。いずれにせよ、body などの主要な要素ではこれらのプロパティの意味が曖昧なため、プラットフォーム間の操作の障害になる可能性がある点に注意してください。

 
 
var midPoint = document.body.scrollHeight/2;
 

正の整数または 0

 
既定値

なし

scrollHeight、scrollWidthNN 7 IE 4 DOM なし

読み取り専用

これらのプロパティは、要素のピクセル長を返します。ブラウザウィンドウの表示領域よりも大きい要素を含みます。元は、スクロールした要素および要素のスクロールに影響を与えた要素 (bodybuttoncaptiondivfieldsetlegendmarquee、および textarea) に対して IE 4 で実装されました。要素で表示される部分のみのサイズを返す、スクロール可能な要素に対する clientHeight プロパティおよび clientWidth プロパティと対照的です。ただし、Macintosh 版 IE では scroll- プロパティの解釈が異なり、表示される部分のサイズが返されます。

 

Windows 版 IE 5 からは、すべての HTML 要素がこれらのプロパティを持つようになり、スクロールしない要素の値は、offsetHeight プロパティおよび offsetWidth プロパティと同じになります。Netscape 7 では、すべての要素に対してこれらのプロパティが実装され、表示されるかどうかに関係なく、要素の高さと幅が返されます。いずれにせよ、body などの主要な要素ではこれらのプロパティの意味が曖昧なため、プラットフォーム間の操作の障害になる可能性がある点に注意してください。

 
 
var midPoint = document.body.scrollHeight/2;
 

正の整数または 0

 
既定値

なし

scrollLeft、scrollTopNN 7 IE 4 DOM なし

読み書き

要素内にある物理コンテンツの実際の左端と上端から、コンテンツの表示部分の左端または上端までの距離をピクセル単位で示します。これらのプロパティを設定すると、スクリプトを使用して、スクロール可能なコンテナに含まれているコンテンツ、つまり textarea 要素にあるテキストや、ブラウザウィンドウまたはフレーム内のドキュメント全体などのスクロールを調整できます。コンテンツがスクロールされない場合、両方のプロパティの値が 0 になります。scrollTop プロパティを 15 に設定すると、ウィンドウ内のドキュメントを上に 15 ピクセルだけスクロールします。scrollLeft プロパティは、明示的に変更しない限り影響を受けません。プロパティ値は、ユーザーがスクロールバーを使用するたびに変更されます。このことは、Windows 版 IE ではイベントオフセットのサイズの座標系はブラウザウィンドウ内のページの表示領域に関係するため、イベントによって実行される配置処理には重要な場合があります。document.body スクロール要素を追加して、イベント座標を body 要素内にあるコンテンツの位置に揃える必要があります。第 6 章の要素のドラッグに関する例を参照してください。Windows 版 IE 5 以降、scrollLeft プロパティと scrollTop プロパティはすべての HTML 要素オブジェクトで使用できますが、スクロールできない要素の値は 0 になります。

 
 
document.body.scrollTop = 40;
 

正の整数または 0

 
既定値

0

scrollLeft、scrollTopNN 7 IE 4 DOM なし

読み書き

要素内にある物理コンテンツの実際の左端と上端から、コンテンツの表示部分の左端または上端までの距離をピクセル単位で示します。これらのプロパティを設定すると、スクリプトを使用して、スクロール可能なコンテナに含まれているコンテンツ、つまり textarea 要素にあるテキストや、ブラウザウィンドウまたはフレーム内のドキュメント全体などのスクロールを調整できます。コンテンツがスクロールされない場合、両方のプロパティの値が 0 になります。scrollTop プロパティを 15 に設定すると、ウィンドウ内のドキュメントを上に 15 ピクセルだけスクロールします。scrollLeft プロパティは、明示的に変更しない限り影響を受けません。プロパティ値は、ユーザーがスクロールバーを使用するたびに変更されます。このことは、Windows 版 IE ではイベントオフセットのサイズの座標系はブラウザウィンドウ内のページの表示領域に関係するため、イベントによって実行される配置処理には重要な場合があります。document.body スクロール要素を追加して、イベント座標を body 要素内にあるコンテンツの位置に揃える必要があります。第 6 章の要素のドラッグに関する例を参照してください。Windows 版 IE 5 以降、scrollLeft プロパティと scrollTop プロパティはすべての HTML 要素オブジェクトで使用できますが、スクロールできない要素の値は 0 になります。

 
 
document.body.scrollTop = 40;
 

正の整数または 0

 
既定値

0

tabIndexNN 6 IE 4 DOM 1

読み書き

ドキュメント内にあるすべてのフォーカス可能な要素のタブ順序内で、この要素の順番を示す番号です。タブ順序は一定の規則に従って決定されます。ユーザーがページ内で Tab キーを押すと、最初に tabIndex プロパティが 0 より小さく設定されている要素にカーソルが移動します。フォーカスは、tabIndex の値が一番小さい要素から開始して、値の一番大きい要素まで順番に移動します。ページやドキュメント内での物理的な位置は関係ありません。tabIndex の値が同じ要素が 2 つある場合、ドキュメント内で先頭に近い方の要素が最初にフォーカスを得ます。その後、tabIndex プロパティをサポートしない要素や、値が 0 に設定されている要素がフォーカスの対象となります。これらの要素はドキュメント内の配置順にフォーカスを受けます。

 

W3C DOM および Netscape 6 では、tabIndex プロパティは aareabuttoninputobjectselecttextarea の各要素オブジェクトに制限されています。IE 4 では、これに appletbodydivembedisindexmarqueespantable、および td が追加されます。IE 5 では、他のすべての表示可能な要素が追加されます。IE (のみ) で負の値を指定すると、要素がタブ順序から完全に削除されます。

 

Macintosh 版 IE 4 では、リンクとアンカーはタブ操作できないので、a 要素オブジェクトの tabIndex プロパティは無視されます。

 
 
document.getElementById("link3").tabIndex = 6;
 

整数

 
既定値

0