aNN 6 IE 4 DOM 1

a オブジェクトは、常に a 要素に対応するオブジェクトです。この要素はアンカー、リンク、またはその両方に設定されている場合があります。初期バージョンの Navigator と Internet Explorer はいずれも、このオブジェクトを、ドキュメントの links[] または anchors[] 配列、あるいはその両方の要素として処理します。IE 4 および Netscape 6 以降のブラウザでは、サポートされている要素オブジェクトの参照構文 (IE の場合は document.all[] コレクション、IE 5 以降および Netscape 6 の場合は document.getElementById() など) を通じて、このオブジェクトにアクセスできます。

 
相当する HTML コード
 
<a>
 
オブジェクト参照
 
[window.]document.links[i]
[window.]document.anchors[i]
[window.]document.getElementById("elementID")
 
オブジェクト固有のプロパティ
 
charsetcoordsdataFlddataFormatAsdataSrchash
hosthostnamehrefhreflangMethodsmimeType
namenameProppathnameportprotocolprotocolLong
revsearchshapetargettexttype
urn
 
オブジェクト固有のメソッド

なし

 
オブジェクト固有のイベントハンドラープロパティ

バージョン 4 までの Navigator では、アンカーのみの a オブジェクトにイベントハンドラーはありません。

 
ハンドラーNNIEDOM
onblurなし4なし
onclick232
ondblclick44なし
onfocusなし4なし
onhelpなし4なし
onmousedown442
onmousemove642
onmouseout342
onmouseover232
onmouseup442
charsetNN 6 IE 6 DOM 1

読み書き

ドキュメントのコンテンツに使用する文字エンコード

 
 
if (document.getElementById("myAnchor").charset == "csISO5427Cyrillic") {
    // process for Cyrillic charset
}
 

文字セットレジストリ (ftp://ftp.isi.edu/in-notes/iana/assignments/character-sets) にあるエイリアス。大文字と小文字は区別されません。

 
既定値

ブラウザによって異なります。

coordsNN 6 IE 6 DOM 1

読み書き

特定のリンクやスクリプトによるアクションに関連付けられた領域のアウトラインを示します。このプロパティは a オブジェクトの要素ですが、実際には area オブジェクトに属しており、a オブジェクトのプロパティを継承します。座標値はコンマ区切りで入力します。2 つの領域のホットスポットが重なる場合、コードで先に定義された領域が優先されます。

 
 
document.getElementById("mapArea2").coords = "25, 5, 50, 70";
 

各座標は長さの値ですが、座標の数とその順番は shape 属性で指定したシェープによって異なります。shape 属性は要素に関連付けることもできます。shape="rect" には 4 つの座標 (左、上、右、下) があり、shape="circle" には 3 つの座標 (center-x、center-y、radius) があります。shape="poly" にはポリゴンのシェープを定義する各ポイントに 2 つの座標があります。

 
既定値

なし

dataFldNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

IE のデータバインディングと共に使用し、href 属性の代わりにリモートデータソースの列の値をリンクに関連付けます。要素には datasrc 属性も設定されている必要があります。dataFlddataSrc の両方のプロパティに空の文字列を設定すると、要素とデータソースのバインディングが壊れます。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。

 
 
document.getElementById("hotlink").dataFld = "linkURL";
 

データソースの列の識別子。大文字と小文字は区別されます。

 
既定値

なし

dataFormatAsNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

IE のデータバインディングと共に使用して、データソースから受け取った内容を標準テキストとタグ付き HTML のどちらとして処理するかをブラウザに指示します。

 
 
document.getElementById("hotlink").dataFormatAs = "HTML";
 

IE では texthtml の 2 つの設定が認識されます。

 
既定値

text

dataSrcNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

IE のデータバインディングと共に使用して、リモートデータアクセス用にデータソースオブジェクトを読み込むページの object 要素の ID を示します。a 要素テキストに挿入するデータソースの内容は、datafld プロパティを通じて設定します。dataFlddataSrc の両方のプロパティに空の文字列を設定すると、要素とデータソースのバインディングが壊れます。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。

 
 
document.all.hotlink.dataSrc = "#DBSRC3";
 

データソースの識別子。大文字と小文字は区別されます。

 
既定値

なし

hashNN 2 IE 3 DOM 1

読み書き

href 属性の URL のうち、# 記号の後に続く部分を示します。ドキュメント内にあるアンカーの位置を表します。このプロパティの設定値には # 記号は含めないでください。

 
 
document.getElementById("myLink").hash = "section3";
document.links[2].hash = "section3";
 

文字列

 
既定値

なし

hostNN 2 IE 3 DOM 1

読み書き

リンク先ドキュメントのサーバーのホスト名と、該当する場合はそのポート番号を示します。ポート番号が URL に含まれている場合、URL での記述方法と同様にホスト名とポート番号の間をコロンで区切ります。HTTP URL にポート番号が指定されていない場合、IE ではデフォルトのポート番号である 80 が自動的に返されます。

 
 
document.getElementById("myLink").host = "www.megacorp.com:80";
document.links[2].host = "www.megacorp.com:80";
 

ホスト名を示す文字列。該当する場合はホスト名の後にコロンとポート番号を追加します。

 
既定値

サーバーによって異なります。

hostnameNN 2 IE 3 DOM 1

読み書き

リンク先ドキュメントのサーバーのホスト名 (「host.com」などのサーバー名とドメインから成るアドレス) です。hostname プロパティにはポート番号は含まれません。

 
 
document.getElementById("myLink").hostname = "www.megacorp.com";
document.links[2].hostname = "www.megacorp.com";
 

ホスト名 (サーバー名とドメイン) を示す文字列

 
既定値

サーバーによって異なります。

hrefNN 2 IE 3 DOM 1

読み書き

要素の href 属性で指定された URL を示します。

 
 
document.getElementById("myLink").href = "http://www.megacorp.com";
document.links[2].href = "http://www.megacorp.com";
 

絶対 URL または相対 URL を示す文字列

 
既定値

なし

hreflangNN 6 IE 6 DOM 1

読み書き

リンク先のコンテンツの言語コードを示します。href 属性または href プロパティも設定されている必要があります。

 
 
document.getElementById("myLink").hreflang = "DE";
 

大文字と小文字を区別しない言語コード

 
既定値

なし

MethodsNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

リンク先の機能に関する助言的な属性を示します。ブラウザはこの情報を使って、リンク先の持つ機能に基づいて要素コンテンツに特殊な色やイメージを表示します。Internet Explorer ではこの情報が使用されません。

 
 
document.links[1].Methods = "post";
 

有効な HTTP メソッドを示す文字列

 
既定値

なし

mimeTypeNN なし IE 4 DOM なし

読み取り専用

href 属性で指定されているリンク先ドキュメントの MIME タイプの標準テキストバージョンを返します。この情報を使って、マウスがロールオーバーしたときにカーソルタイプを設定できます。このプロパティは、navigator.mimeTypes[] 配列や Netscape Navigator が参照する個々の mimeType オブジェクトとは異なります。このプロパティは Macintosh 版 IE 4 では機能しません。

 
 
if (document.getElementById("myLink").mimeType == "GIF Image") {
    ...
}
 

MIME タイプを示す文字列 (標準テキスト)

 
既定値

なし

nameNN 2 IE 3 DOM 1

読み書き

要素に関連付けられている識別子です。この識別子がアンカーになります。この名前はオブジェクトへの参照の一部としても使用できます。

 
 
if (document.links[12].name == "section3") {
    ...
}
 

識別子の命名規則に従った識別子。大文字と小文字は区別されます。識別子には空白スペースは使用できず、1 文字目に数字は使用できません。アンダースコア以外の句読点の使用は避けてください。

 
既定値

なし

namePropNN なし IE 4 DOM なし

読み取り専用

要素に設定されている href 属性の絶対 URL のうち、ファイル名のみを返します。Macintosh 版 IE 4 では機能しません。

 
 
if (document.getElementById("myLink").nameProp == "logo2.gif") {
    ...
}
 

文字列

 
既定値

なし

pathnameNN 2 IE 3 DOM 1

読み書き

要素の href 属性に設定された URL のパス名の部分を示します。これは、URL 情報のドメイン名の直後から最後までの部分で、ドメイン名の後のスラッシュも含みます。

 
 
document.getElementById("myLink").pathname = "/images/logoHiRes.gif";
document.links[2].pathname = "/images/logoHiRes.gif";
 

文字列

 
既定値

なし

portNN 2 IE 3 DOM 1

読み書き

要素の href 属性に設定された URL のポート番号の部分を示します。これは URL 情報のドメイン名の後にあるコロンのすぐ後から最後までの部分です。port プロパティの値にはコロンは含まれません。

 
 
document.getElementById("myLink").port = "80";
document.links[2].port = "80";
 

文字列 (数値を文字列として指定)

 
既定値

なし

protocolNN 2 IE 3 DOM 1

読み書き

要素の href 属性に設定された URL のプロトコルを示す部分を示します。これは URL の最初のコロンまでの部分です (コロンも含めます)。"http:""file:""ftp:""mailto:" などを設定します。

 
 
document.getElementById("secureLink").protocol = "https:";
 

文字列

 
既定値

なし

protocolLongNN なし IE 4 DOM なし

読み取り専用

href 属性または href プロパティの URL に指定されているプロトコルの詳しい説明を示します。Macintosh 版 IE 4 では機能しません。また、使用は推奨されていないようです。

 
 
if (document.getElementById("myLink").protocolLong ==
    "HyperText Transfer Protocol") {
    // statements for treating document as server file
}
 

文字列

 
既定値

なし

relNN 6 IE 4 DOM 1

読み書き

現在の要素とリンク先との関係を示します。フォワードリンクとも呼ばれます。href 属性でアドレスを指定するリンク先ドキュメントとは異なるので注意が必要です。この属性は主要なブラウザでは使用されていませんが、この属性をパラメータのように使用してスクリプトによるチェックや変更を行えます。今後このプロパティがどのように活用されるかについては、第 8 章の a 要素の rel 属性を参照してください。

 

要素に適用できる HTML 4.0 標準リンクタイプのスペース区切りリストを 1 つの文字列として指定します。大文字と小文字は区別されません。指定できるリンクタイプは次のとおりです。

 
alternateappendixbookmarkchaptercontents
copyrightglossaryhelpindexnext
prevsectionstartstylesheetsubsection
 
既定値

なし

revNN なし IE 4 DOM 1

読み書き

現在の要素とリンク先との関係を示します。これはリバースリンクとも呼ばれます。このプロパティは現在、主要なブラウザでは使用されていませんが、この属性をパラメータのように使用してスクリプトによるチェックや変更を行えます。今後このプロパティがどのように活用されるかについては、第 8 章の a 要素の rev 属性を参照してください。

 

要素に適用できる HTML 4.0 標準リンクタイプのスペース区切りリストを 1 つの文字列として指定します。大文字と小文字は区別されません。指定できるリンクタイプについては、rel プロパティを参照してください。

 
既定値

なし

shapeNN 6 IE 6 DOM 1

読み書き

COORDS 属性で座標が指定されているサーバー側のイメージマップ領域のシェープを示します。a オブジェクトのプロパティを継承する area オブジェクトで使用するために用意されています。

 
 
document.getElementById("myLink").shape = "circle";
 

シェープを示す defaultrectrectanglecirclepolypolygon のいずれかの定数を示す文字列。大文字と小文字は区別されません。

 
既定値

rect

targetNN 2 IE 3 DOM 1

読み書き

リンクに移動した結果のコンテンツが表示されるウィンドウまたはフレームの名前を示します。フレームの名前は frame 要素の name 属性によって設定されます。また、サブウィンドウの名前は、window.open() メソッドの 2 番目のパラメータによって設定されます。リンクページをブラウザの新しいウィンドウで開くために target 属性のサービスを使用する必要があり、HTML が HTML または XHTML の厳密な DTD (第 1 章を参照) に準拠しているかどうかを確認する必要がある場合には、target コードの属性を省略できます。ただし、ページが読み込まれた後、スクリプトで a 要素の target プロパティに値を設定する必要があります。

 
 
document.getElementById("homeLink").target = "_top";
document.links[3].target = "_top";
 

ウィンドウ名またはフレーム名を示す文字列か、_parent_self_top_blank のいずれかの定数を示す文字列。_parent に設定すると、現在のドキュメントが所属するフレームセットをターゲットにします。_self は、現在のウィンドウをターゲットにします。_top はブラウザのメインウィンドウをターゲットにし、すべてのフレームを排除します。_blank は、デフォルトサイズの新しいウィンドウを作成します。

 
既定値

なし

textNN 4 IE なし DOM なし

読み取り専用

a 要素の開始タグと終了タグの間にあるテキストを返します。このプロパティは、W3C による DOM 勧告より前に使用されていたプロパティであり、Navigator 4 向けに必要とされる場合にのみ使用します。

 

文字列

 
既定値

なし

typeNN 6 IE 6 DOM 1

読み書き

href 属性で指定されたリンク先ドキュメントの MIME タイプです。ブラウザはこの情報を使用してマルチメディアプレーヤーやプラグインが必要なリソースをサポートする準備をします。

 
 
if (document.getElementById("myLink").type == "image/jpeg") {
    ...
}
 

大文字と小文字を区別しない MIME タイプ。登録済みの MIME タイプのリストについては、ftp://ftp.isi.edu/in-notes/iana/assignments/media-types/ を参照してください。

 
既定値

なし

urnNN なし IE 4 DOM なし

読み書き

href 属性で指定されたリンク先ドキュメントの URN (Uniform Resource Name : ユニフォームリソース名) バージョンを示します。この属性は、IETF (Internet Engineering Task Force) で協議された新しい勧告である、URI の URN フォーマット (RFC 2141 を参照) を今後サポートするために用意されています。IE ではこの属性がサポートされていますが、href の代わりには使用されません。

 
 
document.getElementById("link3").urn = "http://www.megacorp.com";
 

絶対 URN または相対 URN を示す文字列

 
既定値

なし

accessKeyNN なし IE 4 DOM 1

読み書き

要素にフォーカスを移動するため (一部のブラウザ)、またはフォームコントロールやリンクアクションをアクティブにするための単一の文字キーです。リンクをアクティブにするためにアクセスキーと一緒に修飾キー (CtrlAlt、または Command) を押す必要があるかどうかは、使用するブラウザと OS によって決まります。Windows 版 IE 5 以降および Netscape 6 では、Alt キーを押す必要があり、文字キーの大文字と小文字は区別されません。Macintosh 版 IE 5 以降および Netscape 6 では、アクションを実行するには Ctrl キーを押す必要があります。

 

広く使用されている共通プロパティとしてここに記載されていますが、厳密にはすべての実装に当てはまるわけではありません。Netscape 6 (W3C DOM の場合) では、このプロパティが認識される要素は、aareabuttoninputlabellegend、および textarea だけです。IE 4 では、これに appletbodydivembedisindexmarqueeobjectselectspantable、および td が追加されています。ただし、label および legend は削除されました。IE 5 では、他のすべての表示可能な要素が追加されていますが、注意が必要です。input 要素とその他のフォーム関連要素の場合を除き、IE 5 以降ではアクセラレータキーの組み合わせで要素にフォーカスを移動するには、要素に tabindex 属性および tabIndex プロパティ値も (すべての値が 0 の場合でも) 指定する必要があります。Netscape では現在のバージョン 7 で、スクリプトによってプロパティ値を変更しても、UI のビヘイビアは変更されません。

 
 
document.links[3].accessKey = "n";
 

単一の英数字および句読点を示すキーボード文字

 
既定値

空の文字列

recordNumberNN なし IE 4 DOM なし

読み取り専用

IE のデータバインディングと共に使用して、データセットにあるレコードのうち、要素 (データバインディングによってコンテンツが取得された要素) を生成したレコードを表す整数を返します。このプロパティの値を使用して、ADO (Active Data Objects) レコードセットから特定のレコードを検索できます。詳細については、recordset プロパティを参照してください。このプロパティはすべての IE 要素オブジェクトに定義されていますが、データバインディングに関連する他のプロパティは要素のサブセットに属しています。

 
 
<script for="tableTemplate" event="onclick">
		    myDataCollection.recordset.absoluteposition = this.recordNumber;
		    ...
		</script>
 

整数

 
既定値

null

blur()NN 2 IE 3 DOM 1

現在のオブジェクトからフォーカスを削除し、オブジェクトの onblur イベントを呼び出します。IE の最新バージョンを除いたすべてのブラウザで、フォーカスとブラーに対応する要素 (イベントとメソッドの両方) の範囲が制限されています。第 8 章の共通 tabindex 属性を参照してください。下位互換性を保つには、テキスト input 要素や textarea 要素など、フォーカスを設定できる要素に blur() メソッドを適用します。要素を無効にする手段を持たないブラウザでは、たとえば、onfocus="this.blur();" 属性をテキスト input 要素に割り当ててフィールドを広範囲で無効にすることができます。これは、粗雑な方法ではありますが、下位互換性を保つには効果的です。

 

同じページでは blur() メソッドと focus() メソッドを控えめに使用してください。処理中に警告ダイアログボックスが表示されると、ブラーとフォーカスの無限ループを間違って実行してしまう可能性があります。また、1 つのオブジェクトで blur() メソッドを呼び出すと、window オブジェクトなど、別のオブジェクトが onfocus イベントを受け取ることがあります。

 
パラメータ

なし

 
戻り値

なし

focus()NN 2 IE 3 DOM 1

現在のオブジェクトにフォーカスを設定し、オブジェクトの onfocus イベントを呼び出します。IE の最新バージョンを除いたすべてのブラウザで、フォーカスとブラーに対応する要素 (イベントとメソッドの両方) の範囲が制限されています。第 8 章の共通 tabindex 属性を参照してください。下位互換性を保つには、テキスト input 要素や textarea 要素など、フォーカスを設定できる要素に focus() メソッドを適用します。

 

テキストボックスにフォーカスを設定し、ボックス内の全テキストをあらかじめ選択するには、focus() メソッドに続いて select() メソッドを要素に使用します。警告ダイアログボックスを閉じるときなど、ウィンドウの切り替えが発生する場合は、これらのメソッドを個別の関数内に配置し、ダイアログの alert() メソッドに続く setTimeout() メソッドからその関数を呼び出します。Windows 版 IE では、この方法で一連のステートメントが正しく実行されます。

 
パラメータ

なし

 
戻り値

なし

tabIndexNN 6 IE 4 DOM 1

読み書き

ドキュメント内にあるすべてのフォーカス可能な要素のタブ順序内で、この要素の順番を示す番号です。タブ順序は一定の規則に従って決定されます。ユーザーがページ内で Tab キーを押すと、最初に tabIndex プロパティが 0 より小さく設定されている要素にカーソルが移動します。フォーカスは、tabIndex の値が一番小さい要素から開始して、値の一番大きい要素まで順番に移動します。ページやドキュメント内での物理的な位置は関係ありません。tabIndex の値が同じ要素が 2 つある場合、ドキュメント内で先頭に近い方の要素が最初にフォーカスを得ます。その後、tabIndex プロパティをサポートしない要素や、値が 0 に設定されている要素がフォーカスの対象となります。これらの要素はドキュメント内の配置順にフォーカスを受けます。

 

W3C DOM および Netscape 6 では、tabIndex プロパティは aareabuttoninputobjectselecttextarea の各要素オブジェクトに制限されています。IE 4 では、これに appletbodydivembedisindexmarqueespantable、および td が追加されます。IE 5 では、他のすべての表示可能な要素が追加されます。IE (のみ) で負の値を指定すると、要素がタブ順序から完全に削除されます。

 

Macintosh 版 IE 4 では、リンクとアンカーはタブ操作できないので、a 要素オブジェクトの tabIndex プロパティは無視されます。

 
 
document.getElementById("link3").tabIndex = 6;
 

整数

 
既定値

0