pageNN なし IE 5.5(Win) DOM 2

page オブジェクトは、CSS の @page 規則を介して作成される特殊なスタイル規則です。W3C DOM では、このオブジェクトは CSSPageRule オブジェクトと呼ばれており、CSSRule オブジェクトのプロパティを継承します。ただし、Windows 版 IE 6 の page オブジェクトは、この継承構造に準拠していません。このオブジェクトは、将来のブラウザで完全な実装が期待されるページボックスの概念の基礎となるオブジェクトです。

 
相当する HTML コード
 
<style type="text/css">
@page {specifications}
</style.
 
オブジェクト参照
 
[window.]document.styleSheets.pages[i]
 
オブジェクト固有のプロパティ
 
pseudoClassselectorTextstyle
 
オブジェクト固有のメソッド

なし

 
オブジェクト固有のイベントハンドラープロパティ

なし

pseudoClassNN なし IE 5.5(Win) DOM なし

読み取り専用

@page 規則に関連付けられている擬似クラスがある場合に、その名前を返します。

 
 
var pClass = document.styleSheets[2].pages[0].pseudoClass;
 

擬似クラス名を示す :first、:left、:right のいずれかの文字列 (先頭のコロンを含む)

 
既定値

なし

selectorTextNN なし IE 5.5(Win) DOM なし

読み書き

@page 規則のセレクタを示します。

 
 
document.styleSheets[2].pages[0].selectorText = ":right";
 

文字列

 
既定値

なし

styleNN なし IE なし DOM 2

読み取り専用

@page 規則で指定されているスタイルの属性とプロパティが適用された style オブジェクトを返します。この style オブジェクトのタイプは W3C DOM の CSSStyleDeclaration です。

 

style オブジェクトへの参照

 
既定値

なし

styleNN 6 IE 4 DOM 2

読み書き

要素に関連付けられた style オブジェクトを示します。このオブジェクトは、タグ内で要素の style 属性に明示的に設定された値で設定されます。W3C DOM オブジェクトの用語では、CSSStyleDeclaration オブジェクトと呼ばれます。ただし、スタイルシートをスクリプトで処理するほとんどの場合には、IE および Navigator では style オブジェクトを同じオブジェクトとして扱うことができます。このプロパティは、要素に関する個々のスタイルシートプロパティ設定を読み書きする開始点となります。要素を実際に制御しているスタイルシートプロパティ (インポートされたスタイルシート属性を含む) を読み取るには、本章冒頭の currentStyle プロパティ (IE の場合) および window.getComputedStyle() メソッド (Netscape 6 の場合) を参照してください。

 
 
document.getElementById("elementID").style.fontSize = "14pt";
 

style オブジェクト

 
既定値

なし