<COLGROUP>NN 6 IE 3 HTML 4  

<COLGROUP>...</COLGROUP>

HTML 終了タグ : オプション  

colgroup 要素を使用すると、テーブル内にある列のサブセットに幅とその他の特徴 (スタイル) を簡単に指定できます。この情報を table 要素ソースコードの始めの方で表示し、テーブルのすべてのソースコードが読み込まれる前にブラウザでテーブルの処理を開始できる場合は開始します。それができない場合は、すべての配置の計算を行います。

col 要素は colgroup 要素と一緒に、または単独で使用できます。col 要素を内側にネストする colgroup を定義することによって、属性またはスタイル設定を共有する列のサブセットを定義できます。要素の終了タグの必要性は colgroup 要素の後に独立した col があるかどうかで異なります。たとえば、colgroup 要素で列グループ全体を指定する場合には終了タグは必要ありません。

colgroup 要素の後に独立した col 要素がある場合、colgroup 要素の終了を指定してから独立した col 要素の開始を指定する必要があります。

構造は個別の列や隣接する列に指定する幅やスタイルによって異なります。隣接する複数の列から成る列グループを作成するには、span 属性を使用します。これは、隣接するセルを 1 つにまとめて表示する td 要素の colspan 属性とはまったく異なります。span 属性は構成上のグループとして処理される列数を定義するのに使用します。このグループには列のコンテンツに関係なく複数の列にわたる属性とスタイルシート設定を指定します。

テーブルの列構造に関わらず、すべての col 要素と colgroup 要素で定義される列の合計数はテーブルに作成する実際の列数と同じにする必要があります。次の 3 つの基本例では 6 つの列を持つ HTML 4 のテーブルを示します。

colgroup 要素の HTML 4 仕様は、ある面で Windows 版 IE およびバージョン 6 までの Navigator での実装より優れています。たとえば HTML 4 では、列内で金額値の小数点などの文字の位置揃えができます。この種類の機能は col 要素に論理性を追加します。例については、col 要素を参照してください。

colgroup 要素と col 要素の構文は若干異なります。ただし、colgroup 要素は rules="groups" を指定する table 要素を含む場合に異なる処理がなされた列グループの構造の整合性を与え、ブラウザは col 要素ではなく colgroup 要素間のみの罫線 (IE 4 では標準テーブルボーダー線) を引きます。

ここで示す Netscape 6 のサポートはブラウザの DOM の実装に基づいています。DOM は colgroup 要素とその属性が存在することをスクリプトに通知します。これらはプロパティとして反映されます。ただし、Netscape 7 ではこの要素は意図されたとおりに機能しません。Netscape の以降のバージョンで、この要素の内部に対する処理が修正される予定です。

 
 
<COLGROUP class="dateCols" width="15" align="right">
 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID)
 
要素固有の属性
 
aligncharcharoffspanvalign
width
 
要素固有のイベントハンドラー属性

なし

alignNN なし IE 3 HTML 4  

align="alignConstant"

オプション  

colgroup 要素がカバーする列のコンテンツに対して横方向の位置揃えの特徴を設定します。HTML 4 仕様では CSS 仕様にまだ反映されていない align 属性の設定を定義しています。たとえば、CSS には文字の位置揃えに相当するものがありません。Netscape 6 の互換性については、colgroup 要素の説明を参照してください。

 
 
<COLGROUP class="dateCols" width="15" align="right" span="3">
 

HTML 4 と IE には次の 2 組の属性値があります。

centerleft、および right は言葉どおりの位置揃えを指します。justify に設定すると、コンテンツ間に空間を空け、テキストが左右の端で揃うようにします。char に設定すると、char 属性も設定して位置揃えを適用する文字を指定する必要があります。HTML 4 仕様の例では、文字のないコンテンツは同じ列にある他の行の文字の位置と同じになるように右揃えに表示されます。

align 属性は、テーブルに指定したすべての th 要素を含む列のすべての行に適用されることに注意してください。列ヘッダに異なる位置揃えを指定するには、別の align 属性か、thead 要素または個々の th 要素のスタイルシートの text-align 属性で設定を上書きします。

IEHTML 4
center
char-
justify-
left
right
 
既定値

left

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).align
charNN 6 IE なし HTML 4  

char="character"

オプション  

char 属性は列内のテキストの位置揃え点として使用されるテキスト文字を定義します。この属性は "char" に設定された align 属性の値のみを対象とします。Microsoft では ch 属性についてドキュメント化されていますが、これは標準の char 属性に相当します。いずれの場合も、ブラウザはどちらの属性にも応答しません。Netscape 7 には、まだ char 属性のサポートが実装されていません。

 
 
<COLGROUP class="priceCols" align="char" char="." span="2">
 

単一のテキスト文字

 
既定値

なし

charoffNN 6 IE なし HTML 4  

charoff="length"

オプション  

charoff 属性を使用すると、char 属性に設定された文字がセル内で表示されるオフセット点を指定できます。この属性はブラウザのデフォルト配置がテーブルのデザインと異なる場合のために用意されています。Microsoft では choff 属性についてドキュメント化されていますが、これは標準の charoff 属性に相当します。いずれの場合も、ブラウザはどちらの属性にも応答しません。Netscape 7 には、まだ charoff 属性のサポートが実装されていません。

 
 
<COLGROUP class="priceColumn" align="char" char="." charoff="80%" span="2">
 

ピクセル数で示す長さの値またはセル領域のパーセント値

 
既定値

なし

langNN 3 IE 4 HTML 4  

lang="languageCode"

オプション  

要素の属性値およびコンテンツに使用される言語。ブラウザはこの情報を使用して、合字 (特定のフォントでサポートされたり、書き言葉で必要になった場合)、疑問符、およびハイフネーションの処理などの詳細に関して、コンテンツの適切な表示を行います。その他のアプリケーションや検索エンジンでは、スペルチェック辞書の選択やインデックスの作成にこの情報を利用する場合があります。

 
 
<SPAN lang="de">Deutsche Bundesbahn</SPAN>
 

大文字と小文字を区別しない言語コード

 
既定値

ブラウザの既定値

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).lang
spanNN なし IE 3 HTML 4  

span="columnCount"

オプション  

colgroup 要素の属性とスタイルの設定を適用する、連続した列の数を定義します。この属性を設定しないと、colgroup 要素は単一の列を制御します。列のサブグループでの必要に応じて、異なる span サイズの複数の colgroup 要素を組み合わせることができます。Netscape 6 の互換性については、colgroup 要素の説明を参照してください。

 
 
<COLGROUP span="3">
 

0 より大きい整数値

 
既定値

1

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).span
valignNN 6 IE 3 HTML 4  

valign="alignmentConstant"

オプション  

colgroup 要素がカバーする列のセル内のコンテンツに対して縦方向の位置揃えを設定します。列内にある特定のセルの縦方向の位置揃えを上書きできます。Netscape 6 の互換性については、colgroup 要素の説明を参照してください。

 
 
<COLGROUP valign="middle">
 

IE 4 と HTML の両方で使用できる次の 4 つの定数値 : top | middle | bottom | baselinetopbottom ではコンテンツはテーブルセルの一番上と下と同じか、それに一番近い位置に揃います。middle (既定値) に設定するとコンテンツはセルの縦方向の中央に表示されます。通常のウィンドウ (変更可能なテーブル幅と仮定する) の幅で複数行にわたって折り返されるセルのコンテンツがある場合、同じ行のすべてのセルまたはすべての colgroup 要素の valign 属性を baseline に設定することをお勧めします。この設定を行うと、セルのテキストの最初の (または唯一の) 行の文字ベースラインが、その行にある他の最も外観のよいセルに揃います。

 
既定値

middle

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).vAlign
widthNN 6 IE 3 HTML 4  

width="multiLength"

オプション  

colgroup 要素がカバーする列の最大幅を定義します。実際のブラウザ (Windows 版 IE 4 以降) では、空白スペースを含まない最大幅の連続する文字 (最も長い単語) より狭い列は表示されません。このような列幅の正確な幅はコンテンツのフォントの特徴にもよります。Netscape 6 の互換性については、colgroup 要素の説明を参照してください。

 
 
<COLGROUP width="100">
 

Internet Explorer では「px」単位を使用しないピクセル値、またはテーブル全体に割り当てられた使用可能な横方向の領域のパーセント値 (width="25%" など) で width の長さの値が指定できます。

比例長値の代替バージョンについては、HTML 4.0 仕様を参照してください。colgroup 要素では width="*0" を指定して列内のセルのコンテンツを表示するのに最低必要な幅に基づいてすべての列を表示することをブラウザに指示できます。ブラウザでこの計算を行うには、すべてのテーブルコンテンツを読み込み、長いテーブルに追加の処理を行わないようにします。比例長の詳細については、col 要素の width 属性を参照してください。

 
既定値

ブラウザの計算方法によって異なります。