<INPUT> | NN すべて IE すべて HTML すべて | |||||||||||||||||||||||||||||
<INPUT> | HTML 終了タグ : 使用不可 | |||||||||||||||||||||||||||||
input 要素はフォームコントロールとしても知られますが、すべての input 要素がページ上に表示されるわけではありません。基本的に、input 要素はユーザーがテキストを入力する場所、クリックボタン、リストから選択を行なう場所などを提供するものです。この操作から得られたデータは、サーバー側のプログラムに送信されるか (囲んでいる form 要素が送信される)、またはユーザーがクライアント側のスクリプトを操作するための方法としてのみ使用されます。また、サーバーアプリケーションでは、ページの隠し入力要素にセッションデータを埋め込んで、フォームの次の送信時にそのデータが送信されるようにすることもできます。これは、フォームの複数のページ間でデータ収集を続ける方法の 1 つであり、ページの配信間でサーバーに一時的にデータを保持する必要がありません。 HTML 4 以前では、input 要素はあらゆる状況下において form 要素で囲む必要がありました。この制限は緩和されてきていますが、Navigator 4 ではまだ input 要素を表示するために form 折り返しが必要です 。 ページに表示されるコントロールの種類を指定する主な属性は type 属性です。この属性には、button、checkbox、file、hidden、image、password、radio、reset、submit、または text のいずれかの値を指定できます。input 要素のすべてのタイプが、input 要素に定義されているすべての属性を利用するわけではなく、この要素のタイプによって属性の機能が異なることがあります。リストでは input 要素の属性ごとに該当するタイプが指定されています。textarea 要素には独自のタグがありますが、フォームコントロールの 1 つとして取り扱われることもよくあります。 |
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例 | ||||||||||||||||||||||||||||||
<FORM method="POST" action="http://www.giantco.com/cgi-bin/query.pl"> First Name: <INPUT type="text" name="first" id="first" maxlength="15"><BR> Last Name: <INPUT type="text" name="last" id="last" maxlength="25"><BR> ZIP Code: <INPUT type="text" name="zip" id="zip" maxlength="10"><BR> <INPUT type="reset"> <INPUT type="submit"> </FORM> |
||||||||||||||||||||||||||||||
オブジェクト参照 | ||||||||||||||||||||||||||||||
[window.]document.formName.inputName [window.]document.forms[i].elements[j] [window.]document.getElementById(elementID) |
||||||||||||||||||||||||||||||
要素固有の属性 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
要素固有のイベントハンドラー属性 | ||||||||||||||||||||||||||||||
すべてのイベントがすべての入力タイプでアクティブであるわけではありません。
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accept | NN 6 IE 6 HTML 4 |
accept="MIMETypeList" | オプション |
フォームが送信されたときにサーバーにアップロードされるファイルの MIME タイプを 1 つ以上示します。HTML 4 では、input 要素がファイルタイプのフォームを送信する前に、何らかのファイルタイプフィルタ機能をブラウザに組み込むために、この属性が用意されています。現在のバージョン 6 のブラウザでは、この属性はファイルの選択や送信に対して実際は何も影響しません。 |
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例 | |
<INPUT type="file" accept="text/html, image/gif" ...> |
|
値 | |
MIME タイプ (コンテンツタイプ) 値。複数のアイテムの場合はコンマ区切りリストを使用できます。 |
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既定値 | |
なし |
accesskey | NN 6 IE 4 HTML 4 |
accesskey="character" | オプション |
この属性の一般的な特徴については、本章の最初にあるこの共通の属性に関する説明を参照してください。input タイプが file の場合、accesskey の組み合わせを押すと、テキストポインタは関連付けられたテキストボックス内に移動しますが、ブラウザのボタンはクリックされません。 |
align | NN すべて IE すべて HTML 3.2 |
align="alignmentConstant" | オプション |
周りのコンテンツのコンテキストで入力イメージの領域を位置揃えする方法を指定します。img 要素のこの属性の使用方法については、本章の 8.1.5 項を参照してください。 |
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例 | |
<INPUT type="image" name="icon" src="icon.gif" align="absmiddle"> |
|
値 | |
イメージ領域の外側の要素に適用される位置揃えの定数値 |
|
既定値 | |
left |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.align [window.]document.forms[i].elements[j].align [window.]document.getElementById(elementID).align |
alt | NN 6 IE 4 HTML 4 |
alt="textMessage" | オプション |
イメージのダウンロード中や、表示されるイメージの代わり、またはテキスト読み上げ機能付きブラウザのために、input 要素のイメージに関するテキストの説明を示します。機能的には img 要素の alt 属性と同じです。 |
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例 | |
<INPUT type="image" name="icon" src="sndIcon.gif" alt="Sound Icon"> |
|
値 | |
引用符で囲んだ文字列 |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.alt [window.]document.forms[i].elements[j].alt [window.]document.getElementById(elementID).alt |
border | NN 4 IE 4 (Macintosh 版) HTML なし |
border="pixels" | オプション |
すべての OS プラットフォーム版の Navigator 4 以降および Macintosh 版 IE 4 以降では、input 要素のイメージの周りにボーダーを付けることができます。type 属性が "image" の input 要素は送信スタイルボタンとして機能するため、スタイルシートで上書きしていない限り、ボーダーはブラウザのリンクの色で表示されます。標準的なボーダーに別の色を指定する場合には、スタイルシートを使用して Navigator 4 用の適切な div または span で囲みます。Navigator 4 (のみ) はデフォルトでイメージの周りにボーダーを表示します。ボーダーを削除するには border 属性に 0 を設定します。 |
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例 | |
<INPUT type="image" name="icon" src="sndIcon.gif" border="0"> |
|
値 | |
整数ピクセル値 |
|
既定値 | |
2 (Navigator 4) または 0 (その他すべて) |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.border [window.]document.forms[i].elements[j].border [window.]document.getElementById(elementID).border |
checked | NN すべて IE すべて HTML 4 |
checked | オプション |
ページが読み込まれたときに現在のチェックボックスまたはラジオ input 要素がオンかオフかを指定するブールの属性。ラジオボタンがグループ化されている場合には、1 つの input 要素のみが checked 属性を持ちます。ページが読み込まれたら、スクリプトでこの属性の内部値を変更することができます。フォームが送信されると、checked 属性が有効になっている input 要素が「名前/値」のペアをフォームデータの一部として送信します。「名前/値」のペアには、その要素の name および value 属性に指定された値が含まれます。value 属性に値が指定されていない場合には、チェックボックスまたはラジオボタンがハイライトされたときに文字列値 "active" または "on" が自動的に指定されます。チェックボックスにはそれぞれ特定の名前が付けられているため、チェックボックスに対してはこれは問題ありませんが、関連するグループ内のすべてのラジオボタンは、グループ内の自動ハイライトおよびハイライト解除を処理するために、ブラウザに対して同じ名前である必要があります。このデフォルトの動作では、多くのサーバー側のプログラムに十分な情報が提供されません。後の name 属性を参照してください。 |
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例 | |
<INPUT type="checkbox" name="addToList" checked>Send email updates to this web site. |
|
値 | |
この属性があると、そのプロパティが有効になります。 |
|
既定値 | |
Off |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.checked [window.]document.forms[i].elements[j].checked [window.]document.getElementById(elementID).checked |
datafld | NN なし IE 4 HTML |4| |
datafld="columnName" | オプション |
IE 4 のデータバインディングと共に使用して、リモートデータソースの列名をさまざまな input 要素の部分に関連付けます。この要素には datasrc 属性も設定する必要があります。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。 この属性は HTML 4 で予約されていましたが、XHTML 1.0 では削除されました。 |
|
例 | |
<INPUT type="text" name="first" datasrc="DBSRC3" datafld="firstName"> |
|
値 | |
大文字と小文字を区別する識別子 |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.dataFld [window.]document.forms[i].elements[j].dataFld [window.]document.getElementById(elementID).dataFld |
datasrc | NN なし IE 4 HTML |4| |
datasrc="dataSourceName" | オプション |
IE のデータバインディングと共に使用して、リモートデータアクセス用にデータソースオブジェクトを読み込むページの object 要素の ID を示します。データソースからのコンテンツは datafld 属性によって設定されます。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。 この属性は HTML 4 で予約されていましたが、XHTML 1.0 では削除されました。 |
|
例 | |
<INPUT type="text" name="first" datasrc="DBSRC3" datafld="firstName"> |
|
値 | |
大文字と小文字を区別する識別子 |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.dataSrc [window.]document.forms[i].elements[j].dataSrc [window.]document.getElementById(elementID).dataSrc |
disabled | NN 6 IE 4 HTML 4 |
disabled | オプション |
無効になっている input 要素は画面上でグレー表示され、ユーザーはそれをアクティブにできません。無効になったフォームコントロールはフォーカスを受け取ることができず、タブ順序内でもアクティブになりません。Windows 版 IE ではこれを拡張し、グループ内のラジオボタンの 1 つが無効である場合は、グループ全体が無効になります。Macintosh 版 IE や Netscape 6 ではこのようにならず、ボタンのハイライトを解除しても、無効になったグループの有効になっているメンバーを無効にすることができます。 無効な input 要素の「名前/値」のペアはフォームの送信時にサーバーに送信されません。送信を通常行う input 要素は無効になっているときにはフォームを送信しません。 disabled 属性はブール値で、HTML では、この属性があると値を true に設定します。この属性の値も後でスクリプトを使用して調整できます。詳細については、第 9 章の button オブジェクトを参照してください。 |
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例 | |
<BUTTON type="submit" disabled>Ready to Submit </BUTTON> |
|
値 | |
この属性があると、この要素が無効になります。 |
|
既定値 | |
false |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.disabled [window.]document.forms[i].elements[j].disabled [window.]document.getElementById(elementID).disabled |
dynsrc | NN なし IE 4 HTML なし |
dynsrc="URL" | オプション |
Internet Explorer 4 以降では、ビデオクリップ (および VRML) をイメージタイプの input 要素を介して表示できます。ブラウザが動的イメージソースと静的イメージソースとを区別できるようにするために、src 属性の代わりに dynsrc 属性を使用してビデオクリップを読み込みます。イメージタイプの input 要素のその他の視覚的な特徴は、ビデオクリップを再生するための領域に直接適用されます。また、クリップの再生回数を制御する loop 属性や、start 属性も参照してください。 |
|
例 | |
<INPUT type="image" dynsrc="submit.avi" alt="Submit Button" loop="3" height="100" width="150"> |
|
値 | |
絶対 URL または相対 URL を含む有効な URL。 |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.dynsrc [window.]document.forms[i].elements[j].dynsrc [window.]document.getElementById(elementID).dynsrc |
height、width | NN 4 IE 4 HTML なし |
height="pixels" width="pixels" | オプション |
input 要素に使用するイメージの寸法を定義します。この属性を省略した場合、ブラウザはイメージが読み込まれてから、この要素にページ上の領域を割り当てます。 |
|
例 | |
<INPUT type="image" src="submit.jpg" height="20" width="60"> |
|
値 | |
正の整数 |
|
既定値 | |
デフォルトのイメージサイズ |
hspace、vspace | NN 6 IE 4 HTML なし |
height="pixels" width="pixels" | オプション |
イメージ (input 要素) の周囲に追加の余白を設定し、他のコンテンツとの間に最小限の距離を保ちます。hspace は左右の端の余白の幅を制御し、vspace は上下の端の余白の幅を制御します。 |
|
例 | |
<INPUT type="image" src="submit.jpg" alt="Submit Button" height="20" width="60" hspace="10" vspace="20"> |
|
値 | |
正の整数 |
|
既定値 | |
0 |
id | NN 4 IE 4 HTML 4 |
id="elementIdentifier" | オプション |
この要素をドキュメント中のその他すべての要素から区別するための固有の識別子。この属性を使用すれば、この属性の値を ID セレクタの名前とするスタイル規則に特定の要素を関連付けることができます。要素には、識別用の固有の ID とグループへの所属を示すクラスを指定できます。第 3 章を参照してください。 IE 4 以降および Netscape 6 では、表示可能ではない要素について id 属性を使用できますが、コードの妥当性検証の必要がある場合、W3C HTML 4 および XHTML DTD では妥当性は検証されません。すべての W3C DOM 要素には id プロパティがあるので、スクリプトでこれらの要素を参照する必要がある場合は、表示可能ではない要素にも id 属性を指定するのが自然です。または、スクリプトで別の方法 (document.getElementsByTagName( ) によって返される配列など) を使って、このような要素を参照することもできます。 id 属性に識別子を割り当てるのは、以前は name 属性を使用する要素の name 属性にのみ割り当てられていた値をコピーするためです。現在のブラウザのフォームコントロールでは、フォームと共に送信される「名前/値」のペアで name 属性を必要としており、アンカーとして機能する要素でも name 属性が必要です。スクリプトで参照する予定があるすべての要素の id 属性に識別子を割り当てます。 |
|
例 | |
<H2 id="sect3Head">Section Three</H2> |
|
値 | |
大文字と小文字を区別する識別子 |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).id
|
ismap | NN すべて IE すべて HTML すべて |
ismap | オプション |
ブールの ismap 属性は、input 要素を表すイメージがサーバー側のイメージマップとして機能することをブラウザに指示します。img 要素とは異なり、イメージタイプの input 要素にはアクション (フォームの送信) が関連付けられているので、この要素を a 要素で囲む必要はありません。ブラウザはフォームのアクションの URL にクリックに関する座標情報を追加します。クライアント側のイメージマップの詳細については、usemap 属性を参照してください。 |
|
例 | |
<INPUT type="image src="navbar.gif" alt="Navigation Bar" ismap height="90" width="120"> |
|
値 | |
この属性があると、該当する機能が有効になります。 |
|
既定値 | |
Off |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.isMap [window.]document.forms[i].elements[j].isMap [window.]document.getElementById(elementID).isMap |
lang | NN 3 IE 4 HTML 4 |
lang="languageCode" | オプション |
要素の属性値およびコンテンツに使用される言語。ブラウザはこの情報を使用して、合字 (特定のフォントでサポートされたり、書き言葉で必要になった場合)、疑問符、およびハイフネーションの処理などの詳細に関して、コンテンツの適切な表示を行います。その他のアプリケーションや検索エンジンでは、スペルチェック辞書の選択やインデックスの作成にこの情報を利用する場合があります。 |
|
例 | |
<SPAN lang="de">Deutsche Bundesbahn</SPAN> |
|
値 | |
大文字と小文字を区別しない言語コード |
|
既定値 | |
ブラウザの既定値 |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).lang
|
loop | NN なし IE 3 HTML なし |
loop="loopCount" | オプション |
dynsrc 属性にビデオクリップを指定すると、loop 属性によって読み込み後のビデオクリップの再生回数 (ループ) が制御されます。値を 0 に設定すると、クリップは読み込まれますが再生されません。ユーザーがイメージをダブルクリップするとビデオクリップが再生されますが、他にコントロールがないため、ページ上でその後の指示を表示する必要があります。 |
|
例 | |
<INPUT type="image" dynsrc="snowman.avi" alt="Snowman Movie" loop="3" height="100" width="150"> |
|
値 | |
正の整数または 0 |
|
既定値 | |
1 |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.loop [window.]document.forms[i].elements[j].loop [window.]document.getElementById(elementID).loop |
lowsrc | NN すべて IE 4 HTML なし |
lowsrc="URL" | オプション |
src 属性に指定されたイメージの読み込みに時間がかかる場合に、最初に読み込まれる低解像度の代替イメージの URL を示します。 |
|
例 | |
<INPUT type="image" src="navbar.jpg" alt="Navigation Bar" lowsrc="navbarBW.jpg" height="60" width="300"> |
|
値 | |
絶対 URL または相対 URL を含む有効な URL。 |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.lowsrc [window.]document.forms[i].elements[j].lowsrc [window.]document.getElementById(elementID).lowsrc |
maxlength | NN すべて IE すべて HTML すべて |
maxlength="characterCount" | オプション |
テキストタイプの input 要素に入力できる最大文字数を定義します。通常、入力文字数が maxlength の値を超えると、ブラウザがビープ音を鳴らすか、またはその他の方法でユーザーに知らせます。maxlength 属性と size 属性との間には内在的な相互関係はありません。要素の指定幅に入りきらない量のテキストが maxlength によって許可されている場合には、多くのユーザーにとって必ずしも便利ではありませんがブラウザに横方向のスクロールが提供され、フィールドの入力と編集ができます。 |
|
例 | |
<INPUT type="text" name="ZIP" maxlength="10"> |
|
値 | |
正の整数 |
|
既定値 | |
無制限 |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.maxLength [window.]document.forms[i].elements[j].maxLength [window.]document.getElementById(elementID).maxLength |
name | NN すべて IE すべて HTML すべて |
name="elementIdentifier" | オプション/必要 |
input 要素がサーバーに送信中のフォームの一部である場合、要素の値がフォームと共に送信されるように設定されている場合には name 属性が必要です。スクリプト化されたフォーム要素の便宜上ドキュメント内にあるフォームでは、input 要素名は必要ありませんが、オブジェクトやそのプロパティまたはメソッドへのスクリプト参照を作成する上で名前があると便利です。 name 属性に指定した識別子は、サーバーに送信される「名前/値」のペアの一部になります。相互に排他的なグループとして機能するラジオボタン要素はすべての name 属性の値が一致している必要があります。多くのブラウザでは、name 属性が指定されていないと、ユーザーはチェックボックスまたはラジオタイプの input 要素にアクセスできません。 HTML 4 および XHTML の仕様では、ページ全体で name 属性の代わりに id 属性を使用することを推奨しています。バージョン 6 までの主なブラウザでは、id が指定され、name が指定されていない input 要素からデータを送信できません。DHTML スクリプトによるすべての要素への DOM アクセスとの整合性を維持するには、両方の属性に同じ識別子を使用してでも、両方の属性を指定することをお勧めします。ただし、ラジオボタンの場合は、名前は共通でも ID は一意である必要があります。name 属性によって要素の値をサーバーに送信しますが、スクリプトでは ID を使用して要素にアクセスします。特に、IE の document.all.elementID または W3C DOM の document.getElementById(elementID) 参照構文に対応したブラウザでは ID を使用します。推奨されているわけではありませんが、input 要素の name 属性は Strict XHTML DTD で妥当性が検証され、検証されたページは以前および現在のブラウザの実装で機能します。 |
|
例 | |
<INPUT type="text" name="ZIP" id="ZIP" maxlength="10"> |
|
値 | |
大文字と小文字を区別する識別子 |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.name [window.]document.forms[i].elements[j].name [window.]document.getElementById(elementID).name |
readonly | NN 6 IE 4 HTML 4 |
readonly | オプション |
readonly 属性があると、ユーザーはページ上のテキストタイプの input 要素を編集することができません。スクリプトでコンテンツを変更することはできます。readonly とマークされたフィールドはタブが順番に移動されてもフォーカスされません。Macintosh 版 IE 4 以降ではフィールドにフォーカスを移動できますが、ユーザーが入力しようとするとビープ音が鳴ります。 |
|
例 | |
<INPUT type="text" name="ZIP" readonly> |
|
値 | |
この属性があると、属性値には true が設定されます。 |
|
既定値 | |
false |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.readOnly [window.]document.forms[i].elements[j].readOnly [window.]document.getElementById(elementID).readOnly |
size | NN すべて IE すべて HTML すべて |
size="elementWidth" | オプション |
実際には size 属性は、表示される文字数に基づいてテキストタイプの input 要素の幅を指定するだけです。実際に表示される幅は要素のフォント設定またはデフォルトフォントに基づいて計算されますが、結果は常に完璧とは限りません。フォント表示におけるばらつきのため、また新しいブラウザにおいて代用フォントフェイスやサイズを指定できないため、場合によって予想よりも狭いフィールドになることがあります。したがって、さまざまなブラウザや OS で最も困難な状況 (たとえばプロポーショナルフォントですべてが "m" や "W" の場合) をテストしてから、size および maxlength 属性を自動的に同じ値に設定してください。HTML 4 仕様では size 属性を他の input 要素タイプに文字数ではなくピクセル数で適用できるとされていますが、バージョン 6 のブラウザではできません。代案として、value 属性文字列の幅を追跡する CSS の属性を使用してボタンをデフォルトサイズより大きくすることができます。 |
|
例 | |
<INPUT type="text" name="ZIP" maxlength="10" size="12"> |
|
値 | |
正の整数 |
|
既定値 | |
20 |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.size [window.]document.forms[i].elements[j].size [window.]document.getElementById(elementID).size |
src | NN すべて IE すべて HTML すべて |
src="URL" | 必要 |
イメージタイプの input 要素を介して表示されるイメージデータがあるファイルへの URL。ブラウザには MIME タイプのイメージの処理機能が必要です。Web で最も一般的なイメージフォーマットは GIF と JPEG です。 |
|
例 | |
<INPUT type="image" name="icon" src="sndIcon.gif" border="0"> |
|
値 | |
絶対 URL または相対 URL |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.src [window.]document.forms[i].elements[j].src [window.]document.getElementById(elementID).src |
start | NN なし IE 4 HTML なし |
start="videoStartType" | オプション |
イメージタイプの input 要素の dynsrc 属性を設定して Internet Explorer でビデオクリップを表示する場合、ビデオファイルのダウンロード直後に再生するように設定するか、またはユーザーがイメージ上にカーソルを移動したら再生するように設定できます。start 属性を使用すると、ページに最も適したユーザーインターフェイスを選択できます。 |
|
例 | |
<INPUT type="image dynsrc="submit.avi" alt="Submit Button" loop="1" start="mouseover" height="100" width="150"> |
|
値 | |
大文字と小文字が区別されない値 : fileopen | mouseover |
|
既定値 | |
fileopen |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.start [window.]document.forms[i].elements[j].start [window.]document.getElementById(elementID).start |
tabindex | NN 6 IE 4 HTML 4 |
tabindex="integer" | オプション |
ドキュメント内にあるすべてのフォーカス可能な要素のタブ順序内で、この要素の順番を示す番号。タブ順序は一定の規則に従って決定されます。tabindex 属性にゼロ以外の値が指定された要素は、ユーザーがページでタブ操作を開始すると初めて表示されます。フォーカスは、tabindex の値が一番小さい要素から開始して、値の一番大きい要素まで順番に移動します。ページやドキュメント内での物理的な位置は関係ありません。tabindex の値が同じ要素が 2 つある場合、ドキュメント内で先頭に近い方の要素が最初にフォーカスを得ます。その次に、tabindex 属性をサポートしていない要素と値がゼロに設定されている要素のすべてにフォーカスします。これらの要素はドキュメント内の配置順にフォーカスを受けます。現在のページを再ロードした場合、タブシーケンスは必ずしも再び "最初" から始まるわけではありません。したがって、タブシーケンスの制御は、フォーカス可能な要素のロジックが、その要素のソースコードでの順序とは異なる場合に便利です。たとえば、テーブルの行方向ではなく、列の下方向のフィールドにタブで移動するような場合です。 HTML 4 および Netscape 6 では、tabindex 属性は a、area、button、input、object、select、textarea の各要素に限られています。IE 4 では、これに applet、body、div、embed、isindex、marquee、span、table、および td が追加されます。IE 5 では、他のすべての表示可能な要素が追加されます。IE (のみ) で負の値を指定すると、要素がタブ順序から完全に削除されます。 Macintosh 版 の IE 4 では、リンクおよびアンカーにタブが移動されないので、要素の tabindex はこのバージョンでは無視されます。 |
|
例 | |
<A href="chapter3.html" tabindex="3">Chapter 3</A> |
|
値 | |
0 から 32,767 までの整数。IE では tabindex に負の値を設定すると、その要素はタブ順序から完全にスキップされます。 |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).tabIndex
|
type | NN すべて IE すべて HTML すべて | ||||||||||||||||||||||
type="elementType" | 必要 | ||||||||||||||||||||||
input 要素を表示するかどうか、またはその表示方法をブラウズに指示します。この属性の値の一覧を次に示します。
|
|||||||||||||||||||||||
例 | |||||||||||||||||||||||
<INPUT type="button" value="Toggle Sound" onclick="toggleSnd( )"> <INPUT type="checkbox" name="connections" value="ISDN">ISDN <INPUT type="file" name="uploadFile"> <INPUT type="hidden" name="prevState" id="prevState" value="modify"> <INPUT type="image" name="graphicSubmit" src="submit.jpg" height="40" width="40"> <INPUT type="password" name="password" maxlength="12" size="20"> <INPUT type="radio" name="creditCard" value="Visa">Visa <INPUT type="reset"> <INPUT type="submit" value="Send Encrypted"> Social Security Number:<INPUT type="text" name="ssn" value="###-##-####" onclick="validateSSN(this)"> |
|||||||||||||||||||||||
値 | |||||||||||||||||||||||
既知の input 要素のタイプ : button | checkbox | file | hidden | image | password | radio | reset | submit | text |
|||||||||||||||||||||||
既定値 | |||||||||||||||||||||||
text |
|||||||||||||||||||||||
オブジェクト参照 | |||||||||||||||||||||||
[window.]document.formName.inputName.type [window.]document.forms[i].elements[j].type [window.]document.getElementById(elementID).type |
usemap | NN 6 IE 6 HTML 4 |
usemap="mapURL" | オプション |
map および area 要素を利用すると、イメージタイプの input 要素としてクライアント側のイメージマップを定義できます。map 要素は 1 つ以上の area 要素用の名前の付いたコンテナです。各 area 要素はイメージ上にホットスポットを設定し、ユーザーがその領域をクリックした場合のリンク先 (およびその他の設定) を指定します。usemap 属性の目的は、同じドキュメント内のイメージタイプの input 要素と名前の付いた map 要素との関係を設定することです。map 要素はアンカーのように map 要素の名前の前に # を付けて指定します。 |
|
例 | |
<INPUT type="image" src="submit.gif" alt="Submit Button" usemap="#submitter" height="90" width="120"> |
|
値 | |
同じドキュメント内の map 要素への URL (シャープ記号と map 名) |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.useMap [window.]document.forms[i].elements[j].useMap [window.]document.getElementById(elementID).useMap |
value | NN すべて IE すべて HTML すべて |
value="text" | オプション/必要 |
「名前/値」のペアの一部としてサーバーに送信される input 要素に値を事前に設定します。input 要素のタイプによっては送信されないものもありますが (たとえばチェックされていないラジオボタンなど)、ボタンまたはリセットタイプの input 要素以外の要素と関連付けたすべての値は、要素が送信された時点でサーバー送信されます。 テキストおよびパスワードの input 要素の場合、value 属性にはデフォルトエントリがあります。テキストフィールドのコンテンツにユーザーが変更を加えると、値は変化しますがソースコードは変化しません。リセットタイプの input 要素によってフォームがリセットされると、テキストフィールドは既定値に戻ります。 value 属性はチェックボックスおよびラジオタイプの input 要素にのみ必要です。標準のクリックできるボタンとして表示される input 要素では、ボタンに表示されるラベルは value 属性によって定義されます。 |
|
例 | |
<INPUT type="checkbox" name="connections" value="ISDN">ISDN |
|
値 | |
テキスト文字列 |
|
既定値 | |
なし |
|
オブジェクト参照 | |
[window.]document.formName.inputName.defaultValue [window.]document.forms[i].elements[j].defaultValue [window.]document.getElementById(elementID).defaultValue [window.]document.formName.inputName.value [window.]document.forms[i].elements[j].value [window.]document.getElementById(elementID).value |
vspace | |
hspace を参照してください。 |
width | |
height を参照してください。 |