STRUCTGET  
説明

指定したパスから構造体を取得します。

 
戻り値

pathDesired パラメータに指定された変数へのエイリアス。StructGet は、pathDesired が有効なパスとなるよう、必要に応じて構造体または配列を作成します。

 
カテゴリ

構造体関数

 
関数のシンタックス
StructGet(pathDesired) 
 
関連項目

構造体関数、『ColdFusion MX 開発ガイド』の第35章の「XML および WDDX の使用」 の「ColdFusion XML オブジェクトの変更」

 
ヒストリ

ColdFusion MX:

  • 動作の変更 : この関数は、XML オブジェクトに使用できます。
  • 動作の変更 : pathDesired に構造体や配列がない場合には、この関数は構造体や配列を作成して、pathDesired が有効なパスとなるようにします。
 
パラメータ

 
使用方法

この関数を不用意に使用すると、誤って無効な構造体を作成してしまう可能性があります。たとえば、既存の配列を拡張するために配列表記を使用すると、配列で現在保持されているタイプにかかわらず、指定された新しい要素が作成されます。

 
<!--- StructGet() のテスト --->
<cfset test = StructGet( "dog.myscope.test" )>
<cfset test.foo = 1> 
<cfif NOT IsDefined("dog")>
   Dog は定義されていません。<br>
</cfif>
<cfif NOT IsDefined("dog.myscope")>
   Dog.Myscope は定義されていません。<br>
</cfif>
<cfif NOT Isdefined("dog.myscope.test")>
   Dog.Myscope.Test は定義されていません。<br>
</cfif>
<cfif NOT Isdefined("dog.myscope.test.foo")>
   Dog.Myscope.Test.Foo は定義されていません。<br>
</cfif>
<cfoutput>
   #dog.myscope.test.foo#<br>
</cfoutput>
<cfset test = StructGet( "request.myscope[1].test" )>
<cfset test.foo = 2>
<cfoutput>
   #request.myscope[1].test.foo#<br>
</cfoutput>
<cfset test = StructGet( "request.myscope[1].test[2]" )>
<cfset test.foo = 3>
<cfoutput>
   #request.myscope[1].test[2].foo#<br>
</cfoutput>
PATHDESIRED  
構造体または配列を含んでいる変数のパス名です。この中から構造体を取り出します。