optionsNN 2 IE 3 DOM 1

select オブジェクトにネストされた option 要素の配列です。

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.formName.selectName.options
[window.]document.forms[i].elements[i].options
[window.]document.getElementById("selectElementID").options
 
オブジェクト固有のプロパティ
 
length
 
オブジェクト固有のメソッド
 
add()item()namedItem()remove()tags()urns()
lengthNN 2 IE 3 DOM 1

読み取り専用

コレクションに含まれる要素の数を返します。

 
 
var howMany = document.forms[0].mySelect.options.length;
 

整数

add()NN なし IE 4 DOM なし

add(elementRef[, index])

作成済みの要素を (createElement() メソッドから) 現在のコレクションに追加します。要素は option タイプである必要があります。2 番目のパラメータとしてインデックス値を指定しない限り、デフォルトでは新しい要素はコレクションの最後のアイテムとして追加されます。この場合、そのインデックス位置以降にある既存アイテムの位置は 1 つずつ繰り下がります。次のシーケンス例は select オブジェクトに新しいアイテムを追加します。

var newElem = document.createElement("option");
newElem.text = "Freddy";
newElem.value = "Freddy Mercury";
document.forms[1].rockers.options.add(newElem);
 

一般的なオブジェクトが最初に作成されます。次にそのプロパティに値が設定されます。その次に、新しい要素が select 要素に追加されます。

 

このタスクでブラウザ間の互換性と下位互換性を保つ方法については、option オブジェクトの説明を参照してください。また Netscape 6 で使用できる W3C DOM のアプローチについては、select.add() メソッドの説明を参照してください。

 
パラメータ
 
  • 通常 createElement() メソッドによって生成される、完全な要素オブジェクトへの参照
  • コレクション内の新しい要素を追加する位置を示す整数。省略可能です。
 
戻り値

なし

item()NN 6 IE 4 DOM 1

item(index[, subindex]) item(index)

インデックス値 (またはインデックス値とサブインデックス値も可能) に一致する要素に対応する、1 つのオブジェクトまたはオブジェクトのコレクションを返します。

 
パラメータ
 
  • パラメータに 0 から始まる整数値を指定した場合は、ソースコード順序 (現在の要素内でのネスト順序) で指定されたアイテムに対応する 1 つの要素が戻り値として返されます。文字列を指定した場合 (IE の場合のみ) は、その文字列と一致する id プロパティを持つ要素のコレクションが返されます。
  • Internet Explorer でのみ、最初のパラメータで文字列を指定した場合、2 番目のパラメータで 0 から始まるインデックス値を指定することにより、最初のパラメータの文字列値に一致する id プロパティを持つコレクションの中から、インデックス値で指定した要素を取得できます。
 
戻り値

1 つのオブジェクト、またはオブジェクトのコレクション (配列)。パラメータに一致する要素がない場合、null が返されます。

namedItem()NN 6 IE 6 DOM 1

namedItem("ID")

パラメータの文字列と一致する要素に対応する 1 つの option オブジェクトを返します。

 
パラメータ
 
  • 目的の要素の id 属性と同じ値を示す文字列
 
戻り値

1 つの option オブジェクト。パラメータに一致する要素がない場合、null が返されます。

remove()NN なし IE 4 DOM なし

remove(index)

現在のコレクションから要素を削除します。select 要素に属するコレクションから削除する option 要素を選び、0 から始まるインデックス値で指定します。次の例は select オブジェクトから最初のアイテムを削除します。

document.forms[1].rockers.options.remove(0);
 

Navigator では、option 要素を削除するプロセスはまったく異なります。アイテムを削除するには、コレクション内のアイテムに null を指定します。たとえば、前述の IE 例に相当する Navigator での例は次のようになります。

document.forms[1].rockers.options[0] = null;
 

select オブジェクトを削除するプロセスの違いに関わりなく、どのブラウザでも、options 配列の長さは収縮されて表示されます。

 
パラメータ
 
  • コレクション内のどのアイテムを削除するかを示す 0 から始まる整数
 
戻り値

なし

tags()NN なし IE 4 DOM なし

tags("tagName")

現在のコレクション内にネストされているすべてのオブジェクトのうち、tagName パラメータと同じタグを持つオブジェクトのコレクションを返します。すべての IE コレクションに実装されています (all.tags() メソッドを参照) が、同じ要素タイプのコレクションでは重複します。

urns()NN なし IE 5(Win) DOM なし

urns(URN)

all.urns() メソッドを参照してください。