GETPAGECONTEXT  
説明

ページの属性と設定、およびリクエストオブジェクトとレスポンスオブジェクトへのアクセスを提供する、現在の ColdFusion MX の PageContext オブジェクトを取得します。

 
戻り値

現在の ColdFusion MX の Java PageContext Java オブジェクト

 
カテゴリ

システム関数

 
関数のシンタックス
GetPageContext() 
 
ヒストリ

ColdFusion MX: この関数が追加されました。

 
使用方法

ColdFusion MX の PageContext クラスは、Java PageContext オブジェクトのラッパークラスです。 このオブジェクトはスコープを変換し、大文字小文字の区別なしで変数のルックアップを実行します。

この PageContext オブジェクトでは、J2EE 統合で有用なフィールドとメソッドが取り出されます。これには、対応する標準 JSP タグに相当する include と forward のメソッドが含まれます。これらのメソッドを使用して、JSP ページおよびサーブレットを呼び出すことができます。たとえば、CFScript で次のコードを使用して、JSP ページの hello.jsp を含め、それを name パラメータに渡します。

GetPageContext().include("hello.jsp?name=Bobby"); ===

GetPageContext を使用して、WebLogic の CFML ページに JSP ページを含める場合、JSP ページを呼び出す前に、cfflush で CFML ページの出力をフラッシュしなければならないことがあります。そうしない場合、ColdFusion の出力は JSP の出力後に表示されます。

詳細については、JSP (Java Server Pages) のドキュメントを参照してください。

 
<!--- この例では、ページ変数を設定し、現在のロケールの言語にアクセスするためのページコンテキストの使用方
法を示しています。 --->
<cfset pc = GetPageContext()>

<cfset pc.setAttribute("name","John Doe")>
<cfoutput>name:#variables.name#<br></cfoutput>

<cfoutput>現在のロケールの言語は
#pc.getRequest().getLocale().getDisplayLanguage()# です。</cfoutput>>