object要素で音声を提供している場合、ユーザーが制御できますか? | |
JIS 5.7 b); | |
概要
Webページに、object、embed、applet要素のいずれかが使われています。それにより音声が再生されている場合は、可能なかぎり、再生開始、再生停止、ボリューム調整などの制御手段を提供して、ユーザーが自分の意志で、再生を開始したり、停止したり、ボリュームの調整をしたりできるようにすべきです。 |
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修正/チェック方法
object要素で音声情報を提供している場合は、再生開始、再生停止、ボリューム調整などの制御手段を提供していて、ユーザーが自分の意志で、再生を開始したり、停止したり、ボリュームの調整をしたりできるようにするのがベストです。そういった制御ボタンのあるプラグイン(プレーヤー)を用いてもよいでしょう。 あわせて、できるかぎり、音声が自動的に再生されないようにしてください。どうしても音声を自動的に再生させる場合は、音声が再生されていることをユーザーに分かりやすいように画面上で明示しなくてはなりません。 |
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修正/チェックのポイント
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JIS関連項目
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解説
音声情報を提供する際には、可能なかぎり、再生開始、再生停止、ボリューム調整などの制御手段をユーザーに提供して、ユーザーが自分の意志で、音声の再生を開始したり、停止したり、あるいはボリュームの調整をしたりできるようにしてください。そういった制御ボタンのあるプラグイン(プレーヤー)を用いるのも方法の1つです。 また、Webページを読み込んだときに、音声が自動的に再生されると、以下のようなアクセシビリティ上の問題を引き起こします。
このような問題があることから、音声情報は自動的に再生されないようにするのがベストです。やむをえず、自動的に再生しなくてはならない場合は、再生と同時に画面上で音声が再生されていることを分かりやすく明示してください。可能であれば、ユーザーが音声の再生を停止できたり、ボリュームを調整できるような手段を提供するようにしてください。 |
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JIS X 8341-3について
JIS X 8341-3 の内容は、以下のサイトにて規格番号「X8341-3」で検索して、規格票をご覧ください。
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