GETTIMEZONEINFO  
説明

関数を呼び出したコンピュータの現地タイムゾーン情報を取得します。ここでは世界標準時 (UTC: Universal Time Coordinated) からの相対情報が示されます。UTC は、英国グリニッチの経線の基準太陽時で、全世界の標準時計算の基準として使用されています。

ColdFusion では、日付と時刻は標準時刻線上の実数値を持つ日付時刻オブジェクトとして保管されます。オブジェクトはその形式が設定されるとタイムゾーンに変換されます。タイムゾーンからの日付時刻の値が解析されると、その値は実数値に変換されます。

 
戻り値

次の要素およびキーを含む構造体

  • utcTotalOffset: UTC から現地時刻のオフセットです (単位 : 秒)。
    • プラス記号 (+) は、タイムゾーンが UTC の西側にあることを示します (北アメリカなど)。
    • マイナス (-) 記号は、タイムゾーンが UTC の東側にあることを示します (ドイツなど)。
  • utcHourOffset: UTC から現地時刻のオフセットオフセットです (単位 : 時間)。
  • utcMinuteOffset: 時単位のオフセットを考慮した後の分単位のオフセットです。北アメリカの場合この値は 0 です。時単位のオフセット上に正確に位置していない国の場合は 0 〜 60 になります。たとえば、オーストラリアのアデレードの標準時は、UTC から 9 時間 30 分のオフセットを持ちます。
  • isDSTOn: ホストコンピュータで夏時間 (DST: Daylight Savings Time) が設定されている場合は true、設定されていない場合は false となります。
 
カテゴリ

日付および時刻関数、各国語対応関数

 
関数のシンタックス
GetTimeZoneInfo()
 
関連項目

DateConvert、CreateDateTime、DatePart

 
<h3>GetTimeZoneInfo の例</h3>
<!--- この例は、GetTimeZoneInfo の使用方法を示しています。 --->
<cfoutput>
現地の日付および時刻は #now()# です。
</cfoutput>

<cfset info = GetTimeZoneInfo()>
<cfoutput>
<p>秒単位のオフセットの合計は、#info.utcTotalOffset# です。</p>
<p>時単位のオフセットは、#info.utcHourOffset# です。</p>
<p>分単位のオフセットから時単位のオフセットを引いた値は
    #nfo.utcMinuteOffset# です。</p>
<p>夏時間は有効ですか?#info.isDSTOn#.</p>
</cfoutput>