screen | NN 4 IE 4 DOM なし | |||||||||||||||
screen オブジェクトは、ブラウザが表示されているビデオ表示を表します。ビデオコントロールパネルの設定の多くはこのプロパティ値に影響を与えますが、メーカーの異なるブラウザの間で共通するプロパティはごく少数です。 |
||||||||||||||||
オブジェクト参照 | ||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
オブジェクト固有のプロパティ | ||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
オブジェクト固有のメソッド | ||||||||||||||||
なし |
||||||||||||||||
オブジェクト固有のイベントハンドラープロパティ | ||||||||||||||||
なし |
availHeight、availWidth | NN 4 IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
ユーザーのビデオモニタのコンテンツ領域の高さと幅 (単位はピクセル) を返します。このピクセル数値には 24 ピクセルのタスクバー (Windows) や 20 ピクセルのシステムメニューバー (Macintosh) は含まれません。Macintosh 版 IE では、メニューバーの高さが誤って 24 ピクセルと計算されます。これらの値を使用してウィンドウを擬似的に最大化する場合、ウィンドウの左上の位置を調整する必要があります。 |
|
例 | |
var newWind = window.open("","","height=" + screen.availHeight + ",width=" + screen.availWidth) |
|
値 | |
縦横の寸法をピクセル数で示す整数 |
|
既定値 | |
ユーザーのモニタのサイズによって異なります。 |
availLeft、availTop | NN 4 IE なし DOM なし |
読み取り専用 | |
画面上のコンテンツ表示部分の左端と上端のピクセル座標を返します。Windows のタスクバーが標準の位置に配置されている場合、値は両方とも 0 になります。タスクバーを画面の左方または上方にドラッグすると、タスクバーの領域に合わせて値も増加します。Macintosh 版 Navigator 4 では、固定メニューバーの直下までは画面上のコンテンツ表示部分のカウントを開始しません。Netscape 6 では、availTop プロパティがメニューバーの高さとして 20 の値を返します。 |
|
例 | |
window.moveTo(screen.availLeft, screen.availTop); |
|
値 | |
整数 |
|
既定値 | |
Windows の場合は 0、Macintosh の場合は 20 |
bufferDepth | NN なし IE 4 DOM なし |
読み書き | |
オフスクリーンビットマップバッファの設定を示します。bufferDepth を colorDepth 値に合わせると、クライアントによってはアニメーションがよりスムーズになることがあります。bufferDepth を -1 に設定すると、Internet Explorer では画面のピクセル深度でバッファリングが行われ (コントロールパネルでの設定に基づいて)、colorDepth は自動的にその値に設定されます (ユーザーがビット/ピクセルを変更した場合には、それに従ってバッファが調整されます)。他の許容値 (1、4、8、15、16、24、32) に設定すると、そのピクセル深度でバッファリングが行われ、colorDepth 値がその値に設定されます。スクリプトの高度な設定を利用するには、クライアントのディスプレイのビット/ピクセルが高く設定されている必要があります。 |
|
例 | |
screen.bufferDepth = 4; |
|
値 | |
-1、0、4、8、15、16、24、32 のいずれかの整数 |
|
既定値 | |
0 |
colorDepth | NN 4 IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
ビデオモニタまたはイメージバッファで色を表示するために使用されるビット/ピクセルの数値を返します。このプロパティは読み取り専用ですが、bufferDepth プロパティ (IE のみ) の設定で値を変更できます。現在のビデオ画面の色深度を確認し、それに従って色を選択できます。 |
|
例 | |
if (screen.colorDepth > 8) { document.getElementById("pretty").color = "cornflowerblue"; } else { document.getElementById("pretty").color = "blue"; } |
|
値 | |
整数 |
|
既定値 | |
現在のビデオコントロールパネルの設定 |
deviceXDPI、deviceYDPI、logicalXDPI、logicalYDPI | NN なし IE 6(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
これら 4 つのプロパティはすべて、ディスプレイ画面の横方向 (X 軸) と縦方向 (Y 軸) の DPI 解像度に関するプロパティです。デバイスの密度に関するプロパティは、OS で検出された、現在のディスプレイ画面の実際のピクセル密度を返します。論理的な密度は、大半のユーザーやページ作成者が扱う "標準の" のピクセル密度 (通常は縦横共に 96 dpi) です。この 2 セットのプロパティがあることにより、ユーザーが標準よりも高いピクセル密度を設定しているために、固定サイズのアイテム (イメージやピクセルサイズのフォントなど) の表示が小さくなりすぎていないかどうかを、スクリプトで調べることができます。このような場合には、スクリプトでデバイスの密度と論理的な密度の拡大率を判断して、この拡大率を重要な要素 (またはその document.body の全体) の style.zoom プロパティに適用します。高密度表示のシステムであっても、ユーザーが IE アプリケーションの環境設定で自動拡大率を選択している場合には、このような計算は不要です。 |
|
例 | |
var normDPI = 96; if ((screen.deviceXDPI == screen.logicalXDPI) && (screen.deviceXDPI > normDPI)) { document.body.style.zoom = normDPI / screen.logicalXDPI; } |
|
値 | |
整数 |
|
既定値 | |
96 |
fontSmoothingEnabled | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
読み取り専用 | |
Windows の [画面のプロパティ] で [スクリーン フォントの縁を滑らかにする] が有効になっている場合に、ブール値 true を返します。この設定は、ドキュメントにリンクされているフォント関連のスタイルシートに影響を与える場合があります。 |
|
例 | |
var styleFile = "css/corpStyle.css"; if (screen.fontSmoothingEnabled) { styleFile = "css/corpStyleFancy.css"; } document.write("<link type='text/css' rel='stylesheet' href='" + styleFile + "'>"); |
|
値 | |
true または false のブール値 |
|
既定値 | |
false |
height、width | NN 4 IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
クライアントのビデオモニタで使用可能な縦横のピクセル数を返します。これはそのままの寸法です。システムバーで使用されている領域を差し引いた画面領域を調べるには、availHeight と availWidth を使用します。 |
|
例 | |
if (screen.height > 480 && screen.width > 640) { ... } |
|
値 | |
ピクセル数を示す整数 |
|
既定値 | |
ビデオモニタによって異なります。 |
logicalXDPI、logicalYDPI | |
deviceXDPI を参照してください。 |
pixelDepth | NN 4 IE なし DOM なし |
読み取り専用 | |
ビデオモニタで色を表示するために使用されるビット/ピクセルの数値を返します。この値は colorDepth プロパティに似ていますが、カスタムカラーパレットによって影響を受けることがありません。colorDepth は影響を受けます。 |
|
例 | |
if (screen.pixelDepth > 8) { document.getElementById("pretty").color = "cornflowerblue"; } else { document.getElementById("pretty").color = "blue"; } |
|
値 | |
整数 |
|
既定値 | |
現在のビデオコントロールパネルの設定 |
updateInterval | NN なし IE 4 DOM なし |
読み書き | |
画面の更新間隔をミリ秒単位で示します。0 を設定すると、ブラウザによって平均が選択されます。通常はこの設定が便利です。間隔が長いほどより多くのアニメーションの段階がバッファリングされ、その後更新によって現在の状況が表示されるため、バッファリングされた内容は無視されます。 |
|
例 | |
screen.updateInterval = 0; |
|
値 | |
正の整数または 0 |
|
既定値 | |
0 |
width | |
height を参照してください。 |