TOSTRING  
説明

値を文字列に変換します。

 
戻り値

文字列

 
カテゴリ

変換関数、文字列関数

 
関数のシンタックス
ToString(value[, encoding])
 
関連項目

ToBase64、ToBinary、CharsetEncode、『ColdFusion MX 開発ガイド』の第35章の「XML および WDDX の使用」

 
ヒストリ

ColdFusion MX:

  • Unicode サポートの変更 : ColdFusion は、Unicode 文字値 0 〜 65535 の Java UCS-2 表記をサポートしています。ColdFusion 5 およびそれ以前のリリースでは、ASCII 値 1 〜 255 をサポートしていました。
  • encoding パラメータが追加されました。
  • XML ドキュメントオブジェクトを文字列に変換できるようになりました。
 
パラメータ

 
使用方法

この関数では、単純値と、値 0 のバイトを含まないバイナリ値を変換できます。この関数で変換できない値の場合は例外が発生します。この関数では、XML ドキュメントオブジェクトを XML 文字列表現に変換することもできます。

CharsetEncode 関数を使用して、バイナリデータを文字列に変換することをお勧めします。

 
<h3>ToString の例</h3>
<!---- データの初期化 ------>
<cfset charData = "">
<!----- ASCII 文字 (32 〜 255) を作成し、それらを連結 ---->
<cfloop index = "data" from = "32" to = "255">
   <cfset ch = chr(data)>
   <cfset charData = charData & ch>
</cfloop>
<p>次の文字列は、ASCII 表の文字 (32 〜 255) を連結したものです。<br>
<cfoutput>#charData#</cfoutput></p>

<!------ この文字列を Base64 形式に変換したものを作成 ---->
<cfset data64 = toBase64(#charData#)>
<p>
次の文字列は、上の文字列を Base64 形式に変換したものです。<br>
<cfoutput>#data64#</cfoutput></p>
<!---- Base64 データをバイナリデータに変換 --->
<cfset dataBinary = toBinary(data64)>

<!---- バイナリデータの文字列表現を作成 ----->
<cfset dataString = ToString(dataBinary)>
<p>次の文字列は、バイナリデータを文字列表現に変換したものです。<br>
<cfoutput>#dataString#</cfoutput></p>
VALUE  
文字列に変換する値です。整数、バイナリオブジェクト、XML ドキュメントオブジェクトなどの 単純値です。
ENCODING  
文字列の文字エンコード (文字セット) を指定します。バイナリデータ用のオプションであり、単 純値や XML ドキュメントオブジェクトに使用するとエラーが生成されます。
一般的に使用される値を次に示します。
  • utf-8
  • iso-8859-1
  • windows-1252
  • us-ascii
  • shift_jis
  • iso-2022-jp
  • euc-jp
  • euc-kr
  • big5
  • euc-cn
  • utf-16
文字エンコードの詳細については、www.w3.org/International/O-charset.html を参照してくだ さい。
デフォルト値は、この関数を呼び出すページのエンコードです。cfcontentを参照してください。